全日本東京倶楽部バンド -17ページ目

ウルトラソフビ道~恐竜戦車

ウルトラ怪獣のソフビ収集を始める決定的なきっかけになったのは恐竜戦車だ。まさかコイツがソフビになっているなんて思ってもみなかった。だって戦車部分をどうやって作る?ソフビで作る戦車なんておよそリアリティに欠けるだろう。ソフビは怪獣の着ぐるみを再現したものだから、本来は金属製のロボットであってもソフビ製作は可能なのだが、恐竜戦車の戦車部分は機械だったはずなのでこの戦車をソフビで作るのは無理だと思っていたのだ。例えば着ぐるみでないアイアンロックス(ウルトラセブン)なんかもソフビにしてもリアリティにかけるはずだ(欲しいけどね)。

この回のストーリーやどういうふうに倒されたのかとか、話のディティールについては非常に印象が薄い。ひょっとしたらこの話を見ていないのかもしれない。ウルトラシリーズをテレビ放送で見ていた世代(つまり家庭用ビデオデッキがない時代)にとっては、シリーズ全話を見るということは至難の技であった。毎週あるいは毎日、放送時間に必ず家にいて全話見ることは子供であるが故出来なかった。したがって何度再放送をしていたとしても、縁のない話というのがある。まあそういう話であっても本で読んだり、情報は入ってくるので見たような気になっているのだろう。自分にとってこの恐竜戦車の話はあまり縁があるほうではなかった気がする。それでもセブン最終話の回想シーンでセブンの腕を戦車で轢くシーンがあって、それが印象に残っているのだろう。最近DVDで子供と見た恐竜戦車は戦車に比べて恐竜がちょっと小さいように思えた。このソフビのほうがバランスが取れていてカッコイイ。おいらのお気に入りである。


このソフビを初めて見たのはネットオークションだった。ユーズド品ではあったが350円だったので試しに入札したら一撃落札に指定されていたらしく、いきなりあなたが落札しましたと表示されてちょっとビビった。まあまだ店頭でも販売されているし、一撃品でなくてもおいらが落札したんだろうけど。いずれにしろこの落札が呼び水になり、おいらのソフビ道が本格的に始まったのだった。

子供はダシなのね、かみさんお見通しだけど・・・。

こいつはまだ店頭で売ってるのね・・・。

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