敬天愛人練武大会がもっと世界に見つかればいいのに、と思う理由 | 左禅丸のミナギリの轍

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格闘技と武術の競技者で「飽くなき求道者」であり、 
マンガ・ドラマ・謎解き好きな「大きいお友達」でもある
……つまり、サラリーマンのオッサンです。

ミナギッているらしい。

 酔っぱらって投稿した前記事の通り5月28日(日)に第4回敬天愛人練武大会が行われました。私は審判とエンタメができない競技者として参加させていただきました。
 選手、スタッフ、お客さんが一体となった素晴らしい大会だと思います。生涯競技者である私が審判をしたくなる大会です。

 「もっと世界に見つかれば良いのに」と思っています。引き合いに出すのもアレですが巷で話題になっている「某1分間の公開ケンカ」と比べて、武道武術格闘技の良い所が出てきている。老若男女問わず「武道武術格闘技をやろう!」と思わせるものがあると思うのです。

 ABEMAテレビではなくAMEBAブログから、その理由を箇条書きにしてみました。
①主催者、選手、スタッフ、審判、お客さんが全員楽しめるイベントで全体の雰囲気が良い。
②ルールが練りあがってきて種類も多く、唯一無二のものになっている。
 ⇒見えにくいですが、各ルールはずっと更新し続けています。
③②により様々な武術・武道・格闘技の「色」が出せる。
④「いがみ合い」がないので、全力出せるし終わった後が爽やかな空気になる
 ⇒私は、いわゆる「ガチンコ系エンターテイメント」が大嫌いです。
⑤初心者・子供でも参加できるルールとサポートがある。
⑥進行のトンペーさんの実況
⑦⑥とは別に配信用の実況・解説がある
 ⇒あ、私の試合ですが、アレは相手の見えない所でボコ殴りする「瞬獄殺」ですw
⑧自衛隊格闘等プロを超えた「ホンモノ」も見れる。
 ⇒みんなワタナベ選手みたいに戦いたいですw
⑨続けて見る事により、特に「誰ツヨ」所属の成長物語が見れる。
 ⇒今回レギュラーメンバーは西村虎次郎選手の成長に全員ほっこりしました。
⑩最初の鹿児島興行からブレない「お客様判定」「子供判定」システム
 ⇒お客様参加型劇場で非常に空気が良いです
⑪自己表現としての間口が広い(ある程度の服装、顔ペイントは自由)
⑫全員がやっている流派を揃えたら間違いなく世界一多数の流派が同一ルールで競っている大会、という事に。

世界に見つかってほしいですよねー
国際対決、国別集団戦とかアツそうです。

※以下は、一応業務連絡で、今後の所感・改善点を羅列してみました。
①ガチ当てですが、寸止めと足並み揃え、(首がズレるくらいの)クリーンヒットで1点として3点制にした方が競技的に決まりよいかもしれません。
 ⇒パウンドしていた身がいうのもアレですが、ガチ当てになると組技優位になる気がします。
②金的って軽く当たったくらいでは痛いけど一発殴れます。ですので軽くてもスナップ効かせるか思い切り下から蹴る動作が必要ですが、面のように下から当てると音が出るようにしたいですね。
③私もですが警棒・スティック・短棒を使用する流派が多いと思いますので、ナイフVS短棒があっても良いかもしれません。短棒側は相手の手首から先か顔面叩いたら勝ち、それ以外は耐えられる(=続行)設定で。
④推手を分かりやすくして円柱形の台に乗った「落とし合い」みたいなシンプルな競技も入れて飛び入りOKにすると盛り上がりそうです。
⑤私、審判で始めの掛け声が「はじめぃ!」と「ぃ」が入っていますね。これ何かが元ネタになってその影響を受けているのですが、何でしたっけ?ww
 刃牙?男塾?

菊野さん、スタッフの皆様、お客様、ゲストの皆様、審判団チーム、選手の皆様、日曜日は大変ありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします!