教育に直結するいじめ、歴史問題など討議 全教協研修会 | 日本教育再生ネットワークのブログ

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若者は国の宝です。その宝を育てるのは、教育。国の将来の礎となる教育が、様々な問題を抱え、深刻な事態に陥っています。戦後の教育行政で深刻な問題点を抱える日本の教育ですが、再生へのルートマップが必要な時。様々な問題提起ができれば幸いです。

 

子供たちの未来に希望を与えたい教育再生を願う本ブログを閲覧いただき、ありがとうございます。

 

日本の教育正常化と美しい日本人の心を育む教育をめざす一般社団法人・全国教育問題協議会(中尾建三理事長)は戦後教育で大きな問題点を残している学校教育、教科書問題、教育環境の正常化(健全化)を目指し、憲法改正を推進して美しい日本人の姿を体現する教育再生を活動の指針としています。

 

▲2019年9月4日に行われた全国教育問題協議会の役員会

 

今回は9月4日に行われた全国教育問題協議会の役員会、研修会について紹介します。

 

2019年9月4日、一般社団法人・全国教育問題協議会(全教協=中尾建三理事長)は東京都永田町の自由民主会館で令和元年度の第2回役員会と研修会を開きました。

 

美しい日本人の心の教育を復興させる令和時代にふさわしい教育課題になお一層、具体的な提言ができるよう活発な討議を行いました。

 

▲9月4日の全国教育問題協議会の役員会であいさつする自民党の岸田文雄政調会長(中央)

 

全国教育問題協議会の役員会では、岸田文雄・自民党政調会長が「昭和52年からの全教協の歴史を振り返ると、美しい日本人の心を大切にする教育の改革を推進し、大変なお力であったと思う」とあいさつ。

 

「教育は国家100年の大計と言われるが、外務大臣4年8か月務めた時よりも大きな変化のある時代になってきている。自分の国が第一といわれる一国主義が広がる中、日本はどうしていったらよいのかを考えないといけない」と日本のあるべき国際的な立ち位置を教育の立場から大切にすべきだと強調。

 

あいさつする自民党の岸田文雄政調会長

 

「長い人生、どうやって生きていったらよいのか、その中身が問題な時代だ。AI、IoT、5G、眼鏡をかけて実際のものを見ることができるVRが導入されて仕事が変わる時代であるだけに、人間自体に大きな変革をもたらすといわれている」と時代変革への対応を求め、「技術革新によって人間が振り回されてもいけない。そのためには新しい時代に、教育に対する大切さが問われる時代となる。役員会に次いで、研修会も行われると聞いているので、期待申し上げてあいさつに代えたい」と話しました。

 

▲教育問題の現状を話す衛藤晟一参議院議員(首相補佐官)

 

役員会では、学校教育や家庭教育に深く関わる「いじめ問題」の解決策、日本の学校教科書に直接影響する日韓問題、とくに虚偽に満ちた従軍慰安婦問題、徴用工問題などを熱く討議。

 

いじめ問題については、いじめの定義が文科省では「いじめられた側がいじめられたと感じたら、いじめである」との認識で、本当に良いのか、から始まり、議論。

 

いじめの原因が異質なものを受け入れない社会が大きな起因であり、陰湿に排斥する体質にあることや、いじめを受けた側を保護するだけでは根本解決にはならないものの、「ならぬものはならぬ」というモラルを学校教育だけでなく、そもそも、家庭教育で培ってきてないため、発生しているケースが多岐にわたっていることも指摘されました。

 

▲全国教育問題協議会の研修会で教育問題の現状を話す衛藤晟一参議院議員

 

▲全国教育問題協議会の研修会で質問する「史実を世界に発信する会」会長の茂木弘道氏(右端)

 

▲全国教育問題協議会の研修会で衛藤晟一参議院議員に質問する全教協顧問で「史実を世界に発信する会」会長の茂木弘道氏(右端)

 

さらに歴史認識問題については、非常に熱い激論が交わされ、韓国側が虚偽に満ちて外交問題化してくる従軍慰安婦問題や徴用工問題など、日本が歴史認識問題で絶対に黙認してはならない問題について討議しました。

 

研修会は教育問題に関心のある会員や会員以外の方々も参加。

 

 

令和元年に入り、今後、会員の方々との意見の共有、提言への昇華を行うために、小規模な勉強会を今後も定期的に行うことで、教育問題に関する共通の課題、解決への対処などについて密接に行う活動にしていく方針を再確認しました。

 

▲教育問題の現状を語る衛藤晟一参議院議員

 

▲あいさつする全国教育問題協議会の恒﨑賢仁副理事長

 

▲あいさつする全日本教職員連盟の郡司隆文委員長

 

▲いじめ問題について語る全国教育問題協議会顧問の小林正・元参議院議員

 

▲全国教育問題協議会顧問に就任した「史実を世界に発信する会」会長の茂木弘道氏(世界出版社長)

 

▲家永三郎教科書裁判や日教組について語る全国教育問題協議会顧問の秋山昭八弁護士

 

▲あいさつする全国教育問題協議会顧問の久保田信之・元学習院女子大教授

 

▲全国教育問題協議会顧問の松岡亜継子(一社)医療・環境・再生研究機構理事長

 

▲全国教育問題協議会顧問の杉原誠四郎・元武蔵野大学教授

 

▲全国教育問題協議会の山本豊常任理事

 

 

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▲令和元年度の全国教育問題協議会役員会、総会

 

5月31日、一般社団法人・全国教育問題協議会(中尾建三理事長)は令和元年の最初となる役員会、総会、教育研究大会を東京都内の自由民主会館で行い、美しい日本人の心の教育を復興させる令和時代にふさわしい教育課題の超克になお一層、具体的な提言ができるよう活発な討議を行いました。

 

研修テーマは「美しい日本人の心の再生を求めて」。演題は「どこへいっちゃったの?古き良き日本人の心」と題して一龍斎貞花師匠が講師を務め、熱弁しました。参加者数は150人。平日昼間にもかかわらず、予想通り、大盛況でした。

 

 

 

 

▲全教協の教育研究大会で熱弁を振るう講談師の一龍斎貞花師匠

 

教育研究大会で講演した一龍斎貞花師匠は、古き良き日本の伝統文化が海外でも幅広く理解され、偉大な日本人が誰かを米国大統領でも熟知していることを紹介。日本の美しい心をさらに広げていくために必要な魂の教育が大切であることを訴えました。

 

▲米国で日本を代表する5人といえば、内村鑑三が英語で出版した「日本を代表する五人」から米国人の間でも知られていた西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮聖人ということを紹介する一龍斎貞花師匠

 

 

【いま日本の教育問題は何か】

 

昨年、一般社団法人・全国教育問題協議会は全国の役員、会員、全日本教職員連盟の役員など400名を対象にアンケート調査を実施し、その結果は下記の通りでした。数字は関心の高い順です。

 

■学校教育
1 道徳教育の欠落
2 いじめの多発化
3 教員の反体制運動
4 教科書の採択
5 ジェンダーフリー運動

 

■教育環境
1 家庭の教育力の低下
2 性情報の氾濫
3 スマートフォンの乱用
4 対教師暴力の増加
5 教育行政の形骸化

 

■社会風潮
1 偏向するマスコミ報道
2 親の教育観の欠落
3 忙しすぎる教員勤務
4 不完全な日本国憲法
5 教育軽視の風潮

 

全国教育問題協議会は「人づくりなくして国づくりなし」をモットーに日本の教育正常化を目指して結成して41年となる一般社団法人です。

 

 

 

 

◆一般社団法人・全国教育問題協議会 (全教協)は昭和52年に結成され、40年以上、要望活動、提言活動、研究活動、情報宣伝活動をしている「美しい日本人の心を育てる教育」を推進する民間人による全国組織です。

 

とくに自民党の教育公約について「青少年健全育成基本法」の制定実現を核に要望しました。

 

 

【教育問題についての要望書】

 ■青少年健全育成基本法の制定

■教員の政治的中立の徹底をはかり、教員の過剰な政治活動に罰則規定を設ける

■教育長を教育委員会の責任者とし、教育委員会制度を抜本改革する
■教科書検定基準を抜本改善し、近隣諸国条項を見直す
■道徳教育の徹底を図り、道徳教育の教科化を実現する

 

【文教予算ならびに税制改正に関する要望書】

■教育への支出を未来への先行投資として文教関連予算を確保する

■義務教育費の全額国庫負担制度の実現

■児童・成都の学級定数の改善と教職員定数の改善

■いじめ防止対策法に関する財政措置を講じる

■新しい教科書発刊の際、見本本の配布費用は国庫負担にする

■教育・文科・スポーツ介護などのボランティア活動に対する寄付行為に対し、税控除の対象とする

■教員(公務員)への締結権を与えたり、人事院を廃止することに反対する

日本の教育再生を目指す一般社団法人・全国教育問題協議会(全教協) の活動に参加したい一般の方々、法人の方々は随時入会可能です。入会したい方はお申し込み下さい(←ここをクリック)

 

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