『最強武将伝 三国演義』

昨日予告した通り、「三国演義」の感想です!ぷりっほし

第一印象は、とにかく、キャラの首が据わってない!!
ぐらんぐらんやないか!ということです(笑)
何なんでしょうか、滑らかなのにどこか動きに鈍さを感じる、あのディズニーくずれみたいな違和感ありありのアニメーションは…。
日中共同で製作期間4年、製作費用約7億円を費やしたそうですが、費やしてこれ!?汗
でも、日本国外で認識されているクオリティの高いアニメって、意外とこういうものなのかもしれませんので、とやかく言うのはこれくらいにしておきます顔



いや。
いやいや、もう少し言わせてください。

張飛の顔色悪すぎるよ!!ビックリ

何であんなに土気色なの!?
よく大声で笑ってるシーンがあるけど、目が一切、笑ってないし!何か悪役面だし!
あと、関羽も異様に赤ら顔だしね。
お酒大好きな張飛が赤ら顔なら分かるのに、何故関羽が…。
劉備はまだ普通の顔色だけど、もし「リルぷりっ」に出演したら、確実にチアノーゼと診断されて病院行きですよ。



肝心の話の内容はと言いますと、3人が今後の身の振り方を真剣に話し合うシーンで、張飛がとんでもなくKYであることが窺えました。
劉備が、
「私は、不敗した朝廷の義勇軍ではなく、『義』によって立つ軍隊を作りたい」
と申し出ると、
「劉備殿、この関羽も最後までお供したい」
と、関羽が立ち上がります。
その直後、張飛が…

「よし!今日は飲むと言ったら、とことん飲むぞ!わはははははは!!」

え?ここでそのリアクション!?ぽかーん
すると関羽まで「ははははは…」と静かに笑い出します(でもやっぱり目が笑ってない)。
その時、劉備は眉頭をピクピクさせて、怒っているのか笑いを堪えているのか、どちらともつかない微妙な表情。
そして一呼吸の間の後、3人揃って

「わははははははははは!!」

意味不明の大爆笑だよ!!
そこで間髪入れず、

「ジャーン!!」というドラの音と共にモノクロのアイキャッチが…!!(ここまでがオチ)

何これ?不思議系三国武将??
シュールすぎて理解に苦しむ顔文字
けど、面白すぎてここだけ10回くらい見直しましたwww



ストーリー展開は、かなりスピーディー。
アイキャッチ明けでいきなり桃園の誓いを交わしてましたし…(お互いのこと、まだそんなに知らないだろうに。笑)
董卓に身に合わない役職を与えられてくすぶっていた劉備が、意を決して旅立つところまでが第1話でした。
「全52話で晋による統一までを描く」らしいので、このペースでいかなきゃダメなんでしょうね。

賄賂を贈らない劉備をはめようと企む督郵を、張飛がボコボコにするシーンでは、

「お前の頭には豚の油でも詰まっているのだろう!?」

というバイオレンスな罵声が!怒り
いやいやいや、普通にコワイよ!!
日曜の朝からヘビーすぎるわ!!(笑)



いや~、こんなに笑わせてもらえる作品だとは予想していませんでした!
真面目に視聴しようと思っていたのに、次回からもツッコミどころを探してしまいそうですぷぷ
あ。アニメーションの違和感は、25分くらい見ていたら慣れてきました(ってそれかなり終盤w)。


最後に、主題歌について。
OPは、歌い手がささきいさおさんで、作詞が……阿久悠さん!?
なんと、生前に執筆した歌詞に曲を付け、歌として完成させたそうです。
「宇宙戦艦ヤマト」の強力タッグがここに再現されたわけですキラキラ
今日のアニメ主題歌にはない硬派な雰囲気に圧倒されっぱなしです。

EDは、どこかで聴いた声だと思ったら、May'nちゃん!
まさかこういうテイストのアニメ主題歌担当するとは思わなかったので驚きました~。
荘厳な曲調に負けていない歌声に感動します。
そして、深みがあって、でも子供にも理解できる歌詞が素敵です。

本編はグダグダだけど(言った~!)、主題歌はレベル高し合格