◆G種(DMサイ) 記憶3 | 雑種犬 G種ディアミリ/テニミュリョ桜王子/DCジンシェリ・秀明 等小話ブログ

pixivアップ予定、ミリィ記憶喪失ネタ後編冒頭。

 

 

 

ミリアリアの記憶が戻らないまま、遂に戦闘配備が敷かれてしまった。サイは不安だったが、自分がサポートするしかないと、ブリッジでいつも以上に緊張していた。

『ディアッカ・エルスマン、バスター、発進する!』
「…バスター発進、どうぞ!」

いつも通りの台詞を発した彼女だったが、何か感じているのか、不安げに画面を見詰めていた。
ディアッカのことも心配だ。ろくに寝られず、精神的にも参っているこの状況で、いつも通り戦えるとは思えない。大丈夫だよな、ディアッカ?お前まで死んだら、ミリィは本当にもう、2度と立ち直れなくなるんだぞ…。

「後方より敵機接近!バスター、援護お願いします!」
『任せろ!』

彼を案じているのは確かだ、こうしていると彼女がディアッカのことを忘れているなんて信じられない。

『…くそっ!』
「ディアッカ…?!バ、バスター被弾!」
「バスター、すぐ帰還させて!」
「すぐ戻ってディアッカ!」
『…大丈夫、まだいける』
「駄目よ、無理しないで戻ってきて!ディアッカ…!」
『…分かった』

必死に彼を説得した彼女。ミリィ、本当に覚えていないのか?アイツは君を守る為に、全てを捨ててここにいる。命懸けで戦っているんだよ…。



幸い彼に怪我はなく、帰還したバスターはすぐに修理が始められた。敵も撤退し、戦闘配備が解かれると、すぐに彼女は席を立って格納庫に急いだ。
落ち着かない、無性に胸がドキドキして、彼の顔を見るまでは安心出来ない。だって彼は、いつも無茶をして、平気な振りをして…。…”いつも”?

バスターの修理で慌ただしい格納庫は、とても入っていける雰囲気ではなく、入口で立ちすくむ。彼はパイロットスーツ姿のまま、整備班に指示を出していたが、着替える為こちらに向かってきた。逃げ出したい気分になったミリアリアだったが、何とか踏み止まると、彼もこちらに気付き、気まずそうに一瞬目を逸らしたが、意を決したようにこちらに近付いてきた。
 


 

 

 

★今後アップ予定話リスト

初出撃(ムゥ)・らしさ/涙は見せない/檻が必要/新たな道

小ネタ バスター/猫/計算?/スパイ 等々…。

 

 

 

映画もうすぐ公開終了、配信始まったらやっと見られる!19歳大尉のD!笹沼さん!!ミリィとサイ!!!で最後の特典は47都道府県?!エグいランダムだけど、リョ!もそうだったっけ。DM欲しいけど、一覧を大きい画面で見られればそれで良いんだけど。Dはいざと沖縄、アスランと山?だっけ?ミリはこのひとつで、サイはいないんだよね?ノイマンとかは?

 

 

 

遂に今日でテニミュ見放題終り…、寂しい…。これがなかったら私、こんなにもテニミュにハマらなかっただろう。結局欲しいものはDVD買ったけど、兎に角ありがとう!でも5月はUNEXTの無料+4卒業コメンタリー買うから、結局まだまだ忙しい。買ったDVDはいつ見れば…。