◆G種(DM+イザ) 後悔しない4 | 雑種犬 G種ディアミリ/テニミュリョ桜王子/DCジンシェリ・秀明 等小話ブログ

 

イザークが迎えに来て、ディアッカは赤い軍服に身を包み、旅立つ時が来た。彼がクルー達に囲まれ挨拶しているのを遠巻きに見守るイザークに、思い切って近付く。

 

「あの、イザークさん…」

「君は…」

「ミリアリアです、CIC担当の。…あの、ありがとうございました」

「何だ、唐突に」

「全部にです。アイツ、親友のあなたが分かってくれるか凄く悩んでて。理解してくれて、助けてくれて、私も本当に嬉しいです」

「…礼を言うのはこちらだ。奴がここまで変わったのは、君のお陰だろう」

「そんな、私は別に何も…」

「そして俺も変えられえた。感謝している」

「いえ、そんな」

 

「…だが、本当に良いのか?奴はプラント、君はオーブ、離れ離れになってしまって…」

「…仕方ないですよ、アイツはきっと、今のプラントには必要な人だから。私を暗闇から救い出してくれたみたいに、沢山の人を導ける。私はあなた達が作る世界を、遠くからちゃんと見守っています」

「…」

「それにやっぱり、あなたのことを話す時にアイツが一番楽しそうだから。あなたと一緒なら安心です。これからもディアッカを、宜しくお願いします」

「あぁ、任せてくれ。今後も会える機会は絶対に作る、約束する」

「はい」

 

 

 

「おいおい!ちょっと目を離した隙に、何そんなに仲良くなってんだよ?!」

「五月蠅いわね、挨拶してたんだから邪魔しないでよ」

「そりゃないだろ?」

「そろそろ行くぞ、ディアッカ」

「お別れくらいゆっくりさせろよ。…じゃあな、ミリアリア」

「…元気でね」

「絶対また会おうな」

「…うん」

「…ありがとな、本当に。お前と会えて、一緒に戦えて、隣で停戦の瞬間を迎えられて、本当に良かった」

「…私も。ありがとう、ディアッカ」

 

約束だから、泣かないように笑顔で言った。絶対泣いちゃ駄目…。彼に行かせてあげなきゃ、気持ち良く送り出さなきゃ、彼の居場所に…。

 

 

 

 

 

 

一旦終り。全体的に加筆してその内pixivアップ予定。ディアッカ人気投票トップ10入りおめでとう!長年好きで良かった!

 

4年振りに家族と会い、学生時代集めた実家の種本再び手にした!売らなくて良かった、と言うかこういうことがあるから下手に売れない。分厚いキャラ設定資料集5(似たような内容ばかり…)、イラスト本1、薄いキャラ本1、文庫6冊(デスは1のみ、ディア→ミリ描写は記憶にないが?)!本当はグッズもある筈だけど、誰かの葬式でもないと帰省しない予定だから…。

 

見返して気になったこと。ミリ9話でシャワーと下着のシーンなんてあった?再放送でカットされた?記憶にない。シャンプーするミリィ可愛い!

おがさわらともふみさんのイラスト本、RBGイラストレーションズ!!!伝説的に可愛いDMに、サイやヘリオ学生5人のイラもある♪ずっと忘れられなかった、これは家宝。

Dの父タッド議員、医学者、中立寄り穏健派。ミリのこと認めてくれるんじゃ?似てないのはコーデだから?

ヘリオはオーブ上空に作られたコロニー。ミリ達はそこで暮らしてる?オーブ(地球の島)から通ってる?