これくらいの空き具合だと動きやすい、動かしやすい。
積極的に釣り出そう、寄せようとしなくても良いというか、前進することを考えていれば自然と最適なプレーを選択出来る。
そんなことはないとは思うが、見ていてそれくらいに見えた。
さて、2点目のPKの原因となった師岡選手のカットインは、ここ数試合では見られなかったものだった。
ゴールに直接向かうことをしないという決まりはないが、外から進みたいときや逆サイドに振りたいときのキーパーソンが師岡選手なので、主戦場がタッチラインに近い位置であった。
また、師岡選手が外側にいることで濃野選手が攻撃参加する際のレーンを塞がない効果もあった。
相手にとって、師岡選手の印象は1点目のCKの原因となった濃野選手がシュートを打った状態であったのではないか。
そこで、あのリズムのドリブルで斜め方向に進んでこられたので、マークに付いた相手は慌てただろう。
足を出そうとするとボールを隠されてしまうことまで理解してスライディングをしたのか定かではないが、ボックスの外で倒してしまおうとして間に合わなかったのだと思う。
師岡選手に対しボールを取りに行けばファウルになる(しかもPK)といったデータが今後、有利に働けばいい。
次に、失点場面も振り返ろう。
失敗することは誰にでもあるので、気に病むことはない。
失点に繋がった知念選手のパスは、ダイレクトに相手の元へ飛んでいった時は、うわっと声を上げてしまった。
あれで、ビックリしない訳がない。
振り返ってみて、①自陣での横パスの危険性が考慮されていたか、②相手に渡った後の周囲の反応が遅くなかったかの2点が気になる。
気が緩む時間帯ではあったとはいえ、だからこそ、反省点として捉える事項だと思った。
伸び代ですね。
30分くらい経った時、疲労からプレーの精度が落ちてきた。
だましだまし、強度を保ちつつ試合を進めて乗り切ったことが次につながるだろうか。
スタートの11人は成果を上げており、この11人がピッチに立っている限りは問題ない。
ポポ監督は腹をどう決めるのだろうか。
おまけ
今日はここからでした。現地組、DAZN組、お仕事組、運営の皆様、お疲れ様でした。
60分くらいの名古ちゃんの相手を無効化にして前を向いたトラップを見ました?
あれは、テンションが上がりました。
凄かったなぁ。一発だもんなー。