「食いつくし系」は発達障害か? | アスペルガー夫とカサンドラ妻についてとことん語るブログ

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アスペルガー夫、カサンドラ妻について私が思うことをいろいろと記述していきたいと思います。

「食いつくし系」という言葉をご存知でしょうか?

 

〔例1〕

妻は夕食に餃子を大量に作りました。

 

大皿に餃子を盛り、妻は、夫と2人の子どもが座っているテーブルに出しました。

 

妻は、台所を少し片付けてから、夫と子どもがいるテーブルへ戻りました。

 

すると、大皿の餃子はほとんど食べつくされていて、そのほとんどは夫が食べてしまっていたのです。

 

子供と妻の分を残さず、一人で食べ尽くした夫に妻は唖然としました。

 

〔例2〕

子どもがアイスバーを食べていました。

 

それを見ていた夫は、

 

「お父さんにもちょうだい」

 

と言って子どもが食べていたアイスをパクリ。

 

なんと一口で8割も食べてしまったのです。

 

〔例3〕

妻は明日の子どものお弁当にと、冷蔵庫におかずを作り置きしておきました。

次の日の朝、妻は子どものお弁当の準備をしようと冷蔵庫を開けてびっくり。

作り置きしていたおかずがないのです。

そのことを夫に話すと、夫は

「あー、それなら俺が食べたよ」

と平然と答えました。

 

〔例4〕

会社で飲み会を開いたときのことです。

Aくんは、デザートの杏仁豆腐をあとから食べようと思って、大事にとっておいていました。

Aくんはトイレに行きたくなり、その場を離れました。

そしてAくんがトイレから戻ってくると杏仁豆腐がありません。

近くにいたB子さんに

「ここにあった杏仁豆腐知らない?」

と聞くと、

「あっ、それなら私食べちゃいました」

と答えました。

Aくんは「なんで人に聞かずに勝手に食べるんだ」と心の中で思いましたが、場を丸くおさめるため、平静を装いました。

 

このような一見食い意地の張っている人達を「食い尽くし系」というそうです。

 

私は今までの人生でそのような人たちに出会ったことはないのですが、ネット検索をしてみると、けっこう普通にいるようなのです。

 

食い尽くし系の人に注意をしてもそのときは「わかりました」というそうですが、また同じ場面になると同じことを繰り返すそうです。

 

食い尽くし系は発達障害なのか

 

と思ってネットでいろいろ調べてみましたが、必ずしもそうとは言い切れないようです。

 

育った家庭環境によるという説もありますし、摂食障害説、「自分が優位に立ちたい」という気持ちから食べてしまうという説もあります。

 

ただ、ADHDの診断を受けているある女性は、

 

「算数の問題として出されれば人のもの、自分のものという区別はわかるのですが、実際の場面になると、自分の分と相手の分の境界線がわからなくなるのです」

 

と答えています。

 

「旦那さんはアスペルガー」というマンガのアキラさんにも食い尽くし系のエピソードがありますし、アメブロ内のカサンドラブログでも過去に一度「食い尽くし系の夫がいる」と書いていた記事を読んだことがあります。

 

すべてのASD、ADHDの人に当てはまるわけではないようですが、なんらかの脳の障害がある人達なのかもしれません。