②誰もシラナイ/くぴぽ/suisui@酔音大感謝祭(2022.3.20) | フライパンしか持ってな「かった。」

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 前回から随分時間が経ってしましたが、記事の更新です。

 本日の記事は

 2022年3月20日(日)に 味園ユニバースで観ました

 酔音大感謝祭(昼) 

 の思い出 続きでラストです。


※掲載の図版に関して権利者様のお申し出があれば、いつでも無条件で削除いたします。
 また掲載分以外の写真がご入用の被写体及びその関係者様がいらっしゃいましたら、
 ご請求に応じあるだけ提供いたします。
 ブログの仕様上低画質でしかUPできませんが、実際の写真はもうちょい良い感じです。
 お気軽にご相談下さい。



3.この日観たアイドルさん

(3)誰もシラナイ。さん
  ※撮影禁止・・・多分

 

 ①初見
  グループ名の通り、お名前すら全く知りませんでした。
    確か大阪でも東京でもない、どこかの地方(名古屋?)のアイドルさんだったと思います。

 ②女の人5人組
    多分・・・見た感じそう。

 ③現代型ロック系アイドル
  今やキラキラ王道系よりも主流はこちらと言われる(そこまではないかw)ロック系です。
  コロナ禍の規制の中ではありましたが、メンバーの振舞いを見れば明らかな現代型です。
  他にも衣装とか小物とかメイクとか、100%m見た目通りって感じです。

 ④すっげーかっちょいい!
  パフォーマンスを一言で言えば「カッチョいい」です。
  もちろんアイドルさんですから「かわいい」要素も随所にありますが、それは

 カッチョよさを増幅させる下味になってる気がします。スイカに対する塩って感じです。 
  
 ⑤訓練されたパフォーマー
  ポイントは3点
  1)動きが最高
   ただ活きが良いってだけでなく抑えるとこはしっかり抑えてメリハリが効いてます。

  2)歌上手い
   アイドル基本三芸の中でも歌が上手くないとカッチョよくはなりません。

  それも少々上手いだけではダメです。相当上手くないといけません。

  3)優れた表現力
   上記2点に個々メンバーの個性が相まって、優れた表現力となっています。
   ただ個々人の見極めだけで言うと、やや区別がつきにくいところもありますが

  グループ全体としての統一性からはそれもまたアリだと思います。
  
 ⑥メンバー
  個性区分として「悪・闇・美」の3種類あると思います。
  もっともそれぞれ複合的な要素ですので、あくまでその日観た印象です。
  以下、例によって識別は見た目・・・髪の毛の色とかなんですけど、このタイプの

 アイドルさんはすぐに

 髪型とか色とかタトゥの有り無しとか変わりますので今となっては誰がダレヤラですねw
  
  1)赤黒の人
   パフォーマンスの要です。シブいアクティングでショー全体を引き締めます。
  
  2)白黒の人
   ダンスの動きが非常にしなやかです。
  
  3)桃色の人
   パフォーマンス中に細かく「あざとかわいい」仕草を見せます。策士って感じですw
  
  4)刺青の人
   容姿的に小悪魔感がめちゃめちゃあります。歌がすっげー上手いです。
  
  5)金髪の人
   他のグループさんだったらセンターやってそうなくらいかわいいですが、

  これだけの並びだと一番普通の人に見えます。

  とにかくパフォーマンスが良かったので是非また観たいです。


(4)くぴぽ さん

 今更ですが、この日のステージを観て改めてくぴぽさんすげぇと思いました。

  ①関西屈伸のオールラウンダー

   今のくぴぽさんの強みは
     1)場所も相手も選ばない
     2)メインにもオードブルにもなれる

      とこだと思います。

   今回のライブはsuisuiさんの主催イベント。引き立て役とまでは言わずとも

  suisuiさんに繋ぐトリ前の大事なポジションでしたが、非常にいい感じでフロアを

  温めたと思います。
 
   前くぴぽ時代に比べれば、アクの強さが大幅に軽減・・・というかほぼなくなっており

  かなり「使い勝手の良い」グループになったと今更ながら感じます。
    
  ②秀逸なくぴぽパッケージ
   現メンバーは、服部さん、うのさんを除けばキャリア1年未満(※)のメンバーが

  中心で当然、大箱でのライブ経験も少ないです。
   しかし味園ユニバースという関西屈指の大箱でも、普段通りのパフォーマンスで

  十分に通用することがわかりました。
   これは個々人の技量の高さもある程度は影響していると思いますが、それ以上に

  今のくぴぽさんのライブ時のパッケージングの秀逸さにあると思います。

   それはワンパターンでありながら「予定されたアドリブ」を逐次付加することで

  一定の変化を作り出す手法です。

   これは前くぴぽ時代からもずっと続くくぴぽさんの「定石」でもありますが、

 コロナでフロア芸がなくなったことから、観客との絡みという不確定要素がスポイルされ

 結果安定的なパフォーマンスを披露できるようになりました。

  言い換えるとくぴぽさん・・・厳密にはプロデューサーの服部さん・・・は俗にいう

「お約束」を作り出すのが上手いです。多くの観客はそれを知っているのでノリやすいです。

 ※まことさんはくぴぽ前にもアイドルさんをやっていたというお話を小耳に挟んだことが

 あります。が、おれは良く知りません。


 ③野心がないから気負いもない
  今のくぴぽさんの特徴として感じるのは「野心」のなさです。
  そもそもくぴぽさんはこれまでグループとして「大きな目標」とかを掲げたことは

 なかったと思います。
 「(TV番組の)Mステに出たい」とか「夢」は時折語られることはあったかと思いますが、
 それはあくまでも夢であって、それに向かって活動するような具体的な目標では全く

 なかったと思います。
  しかし個々メンバーにおいては、表立って言わないまでもそれぞれ目的なり目標なりが

 あったと思います。
  ただその内容や期限、達成意欲に至るまでメンバー間で大きな隔たりがあることは

 ファンにもなんとなく伝わっていました。

  その点において現在のくぴぽメンバーは一様です。
  もちろんこれからの活動において、色々野心が生まれてくる可能性はありますが

 現時点ではくぴぽさんにおける「基本方針」を超えるようなモノは出てこないように

 感じます。

  多くのアイドルさんは成長の物語を見せながら、成功の道を進もうとされますが、
 くぴぽさんにおいては現状、パーソナルな課題への取り組みが中心で

 「成功ってなんだろね?」状態なのではないかと思います。

  しかしこーゆーことを言ってはなんですが、おれのようなのんびりとしたファンに

 とっては、全くガツガツしていない今の姿勢はすごく居心地が良いです。
  やれTIFを目指すだとか、配信の順位がどうだとか、フォロワー何人目指すとか

 そーゆーのに疲弊し脱落していくオタクの人を何人も見ています。
  趣味としては気軽に楽しく遊んでいられるのが一番です。

(5)suisui さん

 



 ①爆盛り上がり!
  トリはもちろんsuisuiさん
  パフォーマンスの良し悪しについては、この日の会場の盛り上がりっぷりが雄弁に

 語っています。とにかく会場のグルーブがすさまじく、どこにいて誰を推しているかとか

 全く考えなくていいくらい会場全体が大盛り上がでした。

 ②いつもと同じようで違う縁日的雰囲気
  この日に限らず、suisuiさんのライブはいつも盛り上がっています。
  しかしこの日は、特に「ハレの日」って感じで、盛り上がりの中に「おめでた感」が

 感じられました。
  どーゆーおめでたさかは門外漢にはわかりませんが、恐らく

 「味園ユニバースで主催できるまでになった」
  ことに対する感慨深さみたいなモノではないかと思います。                                                                  
 

 ③推し愛・沸き合い・譲り合い
   今回のフロアの印象ですが「オタクマナー」がめちゃいいと思いました。
  ただ、これについては一定のエクスクーズがあります

  1)フロア全体を見ているわけではない
   味園のフロアはめちゃ広いので全体を観ることはできません。あくまでもおれの

  周囲の話です。

  2)前述の通り、そもそも味園はトラブルが起きにくい

  3)現suisuiさんの初見がハロウィンの特殊な状況だったw

  4)suisuiさんのオタクを含めた、その日その場にいたお客さんの印象である

  オタクマナーというのは、オタクの人の間でだけ共有されるマナーです。
  一般社会で適用されるモノではない・・・というか同様のシチュエイションもないかと

 思います。
  あくまでライブハウスの特殊な環境でのみではありますが、お客さん同士が熱狂しつつも

 互いに快適な空間になるよう「気を遣っている」感じがありました。

  具体的には推しの人(a)のソロパートで、最前付近の人が(a)オタクの人の群れに

 ごそっと入れ替わるトコとかすごく好きです。
  おれはそれを後列から見ているわけですが、推しパートが終わって後列に戻ってくる

 ときの、すごく満足そうな顔を見ると心底「良かったね」って思います。  

 なぜ見知らぬ者同士が「気を遣う」のかというとそこに「仲間意識」があるからです。
 オタク間の仲間意識の醸成は「自然」と同じで、そのアイドルサイドがある程度意識して

誘導し、折々で保守しなければ良い環境は維持できません。
 アイドルサイドとしては面倒くさいことでしょうが、オタク任せで放っておくことが

一番良くありません。
  
 売れることを考えるのであれば、良い楽曲・良いパフォーマンスを追求するのと同じか

或いはそれ以上に「良いオタクを集める」ことを考える必要があると思います。

 そのあたりをsuisuiさんが考えていたかどうかはわかりませんが、この日を含む何回かの

ライブを拝見する限り上手くされてるのかなぁと思いました。  


4.その他

  ライブ後、会場出たトコの路上でめろん畑aGOGOの皆さんが宣伝の為にフライヤーと
 ステッカーを配ってらっしゃいました。
  おれはまだ観たことありませんが、めっちゃ有名な東京のアイドルグループで、しばしば

 twitterをざわつかせたりしています。
  それくらい有名なグループさんでも遠征の合間に時間があればこうして宣伝活動を

 されています。

  おれはたまに東京のアイドルさんの「リリースツアー」とかそーゆーのを観に行ったり

 しますが全く新規開拓しようとしないグループさんを見ると「何のための遠征なのか?」

 と思います。
  気分転換くらいの気で形だけの「ツアー」なんかやったところで、常連のファンが

 消耗するだけです。
  遠征先でファンを開拓するのが主目的でないならやる意味は無いと思います。

  なお、めろん畑さんは、フライヤー配り中5分も経たずに、味園ユニバースの人に

「ここでそんなんするな!」
 って怒られてました。「さすが味園だぜ」って思いましたw


 てなところで、今回の記事はここまで! 
 ではまた次回!


【今後の記事の予定】 
 ①オグ メンタル「東名阪でデモCD200枚売り切らないと即解散!!」(2022.3.21)
 ②服 部フェ ス(2022.4.2・3)
 ③ステ ラシュ ガレット~解散ライブ(1部)~(2022.5.1)
 ④生 前葬(2022.5.4)
 ⑤ふくやま大道芸2022(2022.5.14)
 ⑥テンシメシ4大都市東名阪福ツアー(大阪)(2022.6.4)
 ⑦TAROOBIRTH36(2022.6.12)
 ⑧Tribu.pre.WAVES(2022.6.18)
 ⑨くぴぽとふぃおーれ(2022.6.19)
--------------------------------------------------------以下、備忘の為 
  済:代打の神様~緊急くぴぽ投げ銭ワンマンライブ~(2022.5.28)
   〇私家版「魔法 女子☆セイ レーン3/4史」第3章 
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