③匿名ミラージュ/くぴぽ@私立くぴぽ学園(2021.4.4) | フライパンしか持ってな「かった。」

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 世の中色んなことが起こります。
 のんびり週一ペースで記事書いてたら、この1週間でまたしても「たいせつなお知らせ」が

ありました。それについて思うことはたっっっっくさんありますが、今はまだ書く時ではありません。

そう遠くないいつか書かせていただきます。

 てことで、本日の記事です。  

 2021年4月4日(日) 心斎橋soma で観ました

 私立くぴぽ学園

 の思い出 ラストです。

※掲載の図版に関して権利者様のお申し出があれば、いつでも無条件で削除いたします。
  また掲載分以外の写真がご入用の被撮影者様がいらっしゃいましたらあるだけ提供いたします。
  お気軽にご相談下さい。


4.この日観たアイドルさん

(4)匿名ミラージュ(匿名さん/匿ミラさん) さん

※全員を1shotで収めるのはけっこー難しくて・・・良い写真が無くてすみません。

 ①1年以上ぶり
  地元神戸のグループさんですが、観覧するのは1年2か月ぶりです。

  ●参考過去記事:
 匿名ミラージュ定期(SUSHIDOKI 21貫目)水果生誕祭(2020.2.9)
 
 ②2人減ってた
  前回観た時は6人、今回は4人です。
  水果(ブンナワー・エミカ)さんもお辞めになられていました。
 

  コロナが原因かどうかわかりませんし、アイドルグループにはよくあることですが、わずか1年で

 30%以上の戦力ダウン。パフォーマンスはもちろん物販でも相当大変だったろーなーと思います。
 

  しかし人数が減った分全体的なまとまりは良くなった気がしました。
  メンバー個々の個性も出せて、なおかつ統一感もあるのは悪くないと思います。

 ③匿名さんの好きなところ
  おれが匿名さんで評価しているところは主に3つです。
 
  1)良い曲が多い
   ドルオタ界には「楽曲派」ある一派があるそうですが、おれはそこまでではありません。
   音楽については基礎知識もありませんし、「毎日音楽聞かなきゃ生きてられない」ってほど

  音楽好きでもありません。
   しかしライブハウスに行く一番の目的は「音楽を聴く」ことなので、曲が良くないと全然楽しく

  ありません。
   ここで言う良い曲とは「おれの趣味に合う」曲の事です。
   そして匿名さんのはそんな曲が多いです。
   
  2)仲良し感
   おれは平和が好きです。
   匿名さんはメンバーも、そしてオタクの人同士も仲良し感があってとてもいいです。

   おれのようなアウトサイダーはそーゆーところをすごく気にします。
   アウトサイダーゆえに現場の平和さは「居心地の良さ」に直結します。
      
   もちろん全ての人が心の底から仲良しになれるとは微塵も思っていませんし、匿名さんとて

  1年間で2人も辞めてるくらいなので実情がどうだかは全くわかりませんが、少なくとも公の場に

  おいては、表面上だけでも仲良しに振舞っていただければそれで十分だと思っています。

  3)セルフに出来るエンタメを最大限追求している
   おれが匿名さんで最も評価しているのがここです。
   匿名さんのやり方は率直に言って泥臭くて決して洗練されたものではないですが、

  今の自分たちに出来ることを精一杯やろうとされているのを感じます。

   誤解を恐れず言いますけどアイドルさんは「出来てなくてもいい」んです。
  「やろうとしている」その姿が大切だと思います。

   そのような観点において、匿ミラさんが有象無象のセルフアイドルと一線を画すのは

  その優れた運営力(企画・実行力)にあると思います。

 ④メンバー

  1)お嬢さん


  【顔は丸いが魂は常に尖っている】   
   おれのような一般客が特典会に行くとすごい警戒した目で見られるので、気持ちが

  ぴりっとします。
   リーダーで運営で常に気が張ってるんだなー、頑張ってるんだなーって思います。

  2)むーみんさん
 

  【武人から美人へ】
   ここ1年くらいで美人度がぐんぐん上がっています。
   最初観た時は格闘家っぽくてちょっと近寄りがたい感じでしたが、美人度が上がるのに

  比例して印象もマイルドになっています。
   
  3)あやちーずさん
 

  【やんちゃ坊主】
   天真爛漫な感じが良いですね。実際はどうだかわかんないですが、地下アイドルなのに

  闇を感じさせないとこが良いです。ただそーゆー人に限ってとんでもない闇を抱えてたりする

  ので世の中わかりません。

  4)まりりさん


  【心霊写真型爆レス】
   まりりさんの動きはとても静かなので、現場ではあまり気が付かないことが多いですが、

  実はめっちゃレスを下さってたりします。家に帰ってその日の写真を見直してると

  「うわっ!まりりさんがこっち見てる!!」
  って奴がけっこーあります。それもフロントラインに限らずバックスからとか他のメンバーの

  肩越しとか位置を選びません。

 ⑤リスクを取らざるを得ない
   匿名さんは緊急事態宣言下の関西にあっても、比較的生のライブを続けてられてる印象です。

   確かクラスターに巻き込まれたかで、一時グループ全員がコロナ陽性の診断を受けた時も

  あったかと思います。
   それでも生ライブを行う選択をされています。

   それが良いか悪いかわかりませんが、敢えてリスクを取ってでも前に進まなければならない

  アイドルさんの苦しい実情がある気がします。


(5)くぴぽ さん

 ※足の上げ方一つとってもそれぞれに個性がある。

  ・・・にしてもなだれさんの楽し気なことw

 ①久しぶりだが・・・
  前述のとおり「生くぴぽ」は久しぶりでしたが、配信ではけっこー観ておりました。
  twitterもほぼ毎日チェックしてましたし、感覚的には1年以上もご無沙汰してたって感じ

 ではなかったです。

 ②新しいくぴぽ
  久しぶりよりもむしろ新しいくぴぽを感じました。それは

  1)あむさんを生で見るのは初めて
   ほんぼさんご卒業後、生であむさんのパフォーマンスを観るのはこの日が初めてです。

  2)アイドル感UP
   以前もどっかで書いたかもしれませんが、新しい(と言っても8か月経ってますが)くぴぽさんは、
  よりアイドル感が向上していました。
  
  3)イロモノ感DOWN
   これはハッキリ言います。くぴぽさんの代名詞とも言える「ジャイアントスイング」を

  やらなくなったからです。
   これは単に「やらない」ということにとどまらず、それ以上の効果を生みました。
   
    ①ステージ上のアクティングの流れがスムースになった
    ②フロントラインにあがる各メンバーのバランスが良くなった
    ③観客間の温度差が一定に落ち着いた
 

   コロナ禍において、どのアイドルさんも「自己完結したパフォーマンス」を行わねば

 なりませんが、くぴぽさんもその流れにようやく乗ったって感じです。
   
   今後くぴぽさんの歴史を振り返る際に、ジャイアントスイングをやった時代とやらない時代で

 一区分できると思います。この日が区切りではないですがくぴぽ史においてエポックメイキングな

 出来事の一つに数えられると思います。

   因みにジャイアントスイングをやらなくなった理由について、服部さんは以下のように

  説明されています。

    a.感染症予防の観点から
      服部さんが自主的にそう考えたのではなく、なんか文句言ってくる客がいるから
    b.小倉オージさんが「もうやんない方が良い」と言った
      頑固でちょっぴり変わり者の服部さんですが、小倉さんの言葉はけっこー素直に

     受け取るようです。  
    c.メンバーがジャイアントスイングにプライドを持ってないことに嫌気がさした
      コロナ禍で服部さんがお客さんに回される代わりに、服部さんがメンバーを

    回していたが、ある日メンバーに「今日はやらない」と言ったところ全員が大喜びした。

    その姿を見た服部さんは激怒!
     「みんな何考えてんの?くぴぽはジャイアントスイングに育てられたんやで!言うたら親や!
      それが無いから喜ぶなんて・・・そんなんアイドルちゃうわ!」

      ・・・てな感じで封印されたそうです。

  4)チェキ風船
   ジャイアントスイングに代わる名物となりそうなのが「チェキ風船」です。
   ライブ中にメンバーでチェキを撮り合い、それを風船につけて客席に投げ入れる

  パフォーマンスです。
   防疫的な観点はさておき、間接的に観客とコミュニケーションをとれる方法となれば

  この形もありでしょう。
   また投げ入れる際にブロアー(Blower)を使うアイディアは実用的であり見栄えもあって

  良いと思います。   
   因みにっこのブロアーは、ひと頃使ってた巨大風船用に買った奴じゃないかなぁと密かに

  思っています。 


 ③メンバー

  1)服部(まきちゃん )さん
   久しぶりのくぴぽさんで一番変わったと思ったのが服部さんです。
   アイドルの自覚が芽生えたというか、真正面から照れずにアイドルを演じられるように

  なった気がします。
   見た目の変化で言えば、ステージ上で笑顔が大幅に増えました。
   ダンスも前以上にこなれた感じで、メンバーと並んでパフォーマンスしてる時の「異質感」が

  かなり減りました。

  2)ひめちゃん さん
   いつの間にか「アイドルの陰」が消え、アゲアゲなひめちゃんさんが戻って来ました。
   と言っても、相変わらずステージ上の視野がめっちゃ広く、フロントでもバックスでもどこに

  行ってもいい仕事をされます。加えてメンバーへのさりげないサポートもできて、まさに

  最強のユーティリティプレイヤーって感じでした。
   ユーティリティと言いましたが、決して脇役ではなくソロパートの存在感は今もって

  グループ1です。ナチュラルに華があるって感じです。

  3)なだれさん
   今回観てわかったことがあります。なだれさんは「妖精」です
   あんなに楽しそうにくるくると歌い踊りする人は、アイドル界広しといえどもそーそーいません。
   この日のステージは特に広かったので、なだれさんの飛び回る姿が本当に妖精っぽかったです。

   歌とダンスが大好きで、ちょっぴりイタズラ好きの愛嬌者。でもすごく脆く儚い存在。
   なだれさんのイメージと妖精はぴったり合うと思います。

  4)あむさん
   前述通り、この日がおれの「初生あむ」でした。
   配信では何度も観てましたが、実際に目の当たりにしてやはりパフォーマンスの

  「完成度の高さ」を感じました。
   身体こそ小さいですが運動量が豊富で、ダンスにおいては、手先・足先のニュアンスが

  非常に豊かです。
   そしてキチンと「観られる」ことを前提にパフォーマンスが出来てると思います。
  (更に付け加えれば、彼女を最もよく観ている観客は彼女自身)


   課題があるとすれば歌くらいです。
   決してヘタではありませんが、他のメンバー3人が個性的かつ「ライブハウス用」の歌い方を

  しているのに対し、あむさんはカラオケ屋さんとか個室の中の歌い方です。悪くはないですが

  どーしても声が埋没してしまいます。
   しかし、あむさんは恐らくメンバー1の努力家です。必ず短期間で克服されると思います。

 ④ひめちゃんさん・なだれさんのご卒業について
  この日のライブ後、しばらくしてひめちゃんさんのご卒業が発表されました。
  またそこから更に数日を経て、なだれさんのご卒業が発表になりました。
  色々書かねばならない事はありますが、それについてはまた別の記事で書かせていただきます。

  
5.その他

 【興味を持った時に調べられる場所が欲しい】

  twitterは情報を発信(フロー)する分には手軽で良いと思いますが、折角興味を持って

 調べようとしても知りたい情報が散在していて「めんどっちー!もういいや!」ってなることが

 多いです。
  今回もヨルコレさんやみらぴくさんを調べようとしましたが、メンバーの一覧にすらたどり

 着けませんでした。
  やはり情報はフローだけでなくストックできるHPのようなモノも必要ではないかと思います。

  ①初見→②興味を持つ→③調べる→④理解する→⑤記憶が強化される→⑥更に興味を持つ

  初見のパフォーマーさんのファンになる初期過程は概ねこんな感じだと思いますが、

 ③で知りたい情報に当たらなければそれ以上興味は沸きませんし、時間が経てば記憶からも

 消えてしまいます。
  アイドルさんは口癖のように「twitterフォローして」なんて言いますけど、対バンで1回

  見ただけで、物販にも
 行ってないアイドルさんを気軽にフォローする人はそんなに多くない気がします。
 やはり④の過程を経て「自分に合いそうだ」とかある一定の「興味レベル」に達して初めて

 フォローに繋がる気がします。

  公式twitterだけで全てこなせると考えてる運営さんは、それだけで「売れる機会」を損なって

 いると思います。

 
  てなところで、本日の記事はここまで!
  ではまた次回。
 
【今後の記事の予定】
 
 ①マシ ェバラに関する考察(←けっこー後回しになるかも)
 ②観劇(配信)「クリス マスに誘 拐されました」(2021.4.5)
 ③ツリ ィハウスvol.9」@寺田町Fireloop(2021.4.17)
 ④ふくやま国際大道芸(2021.5.15)   
--------------------------------------------------------以下、備忘の為 
   〇私家版「魔法 女子☆セイ レーン3/4史」第3章
 
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