くぴぽ「まきひめお誕生日会ワンマン〜東京編〜」(2021.1.16) | フライパンしか持ってな「かった。」

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 気が付けば2021年も23日が過ぎていました。
 ついこないだなのに元旦の事が思い出せません。
 いや元旦どころか年末から今日に至るまで「何があったかな?」と考えても何にも

思い出せません。
 おれが老化してるってのもあるでしょうが(1/17お誕生日でしたw)、そんだけ何もない

お正月だったんだなぁと思います。(まだ一週間ありますけどw)
 
 さて、今日の前置きはこんぐらいにしまして(実は書くことがない)本日の記事です。
 
 2021年1月16日(土) 配信で観ました

 くぴぽ 東京ワンマン

 「2021年くぴぽ背水の陣!
 ゴチャゴチャ言わんと誰が売れてないか決めたらええんや!
 
まきひめお誕生日会ワンマン♡〜東京編〜」


 at 渋谷MILKY WAY

 の思い出 です。




1.はじめに

(1)緊急配信

  まきひめお誕生日会ワンマンは2回公演がありました。
 
 ①2021年1月9日(土) @大阪 心斎橋サンホール
 「2021年くぴぽ絶対絶命!時は来た!それだけだ!
  まきひめお誕生日会ワンマン♡〜大阪編〜」

  
 ②2021年1月16日(土) @東京 渋谷MilkyWay
 「2021年くぴぽ背水の陣!
  ゴチャゴチャ言わんと誰が売れてないか決めたらええんや!
  まきひめお誕生日会ワンマン♡〜東京編〜」


 大阪の時は地元という事もあってか配信はなし、一方東京も当初は配信予定は無かったものの
1月7日に東京を中心とする1都3県に発令された緊急事態宣言の影響を考え、急きょ配信を
決断されたそうです。


2.結論

(1)面白かった!

  主なポイントは3点です

 ①新曲が観れた(聴けた)
 ②服部さんとひめちゃんさんの漫才観れた
 ③くぴぽさんが沢山観れた


  ①新曲の話は大阪ワンマン後から話題になっていてずっと気になっていました。
  ②③はやっぱファンとしては当然ですよね。

  ライブにも行けないし、配信も無くって完全にくぴぽ不足・ひめちゃんさん不足でしたから

  沢山映ってるのは単純に嬉しいです。 


(2)ワンマン大成功!

  おれ個人の評価はもちろん大成功ですが、オタク界隈においても大成功であったと思います。
  これもまたポイントは3点です。

 ①会場に観客いっぱい
 ②MCで「会場のお客さんより配信視聴者のが多い」って言ってた
 ③「くぴぽ良かった」tweetを沢山観た


  ①②はともかく、③は非常に重要だと思います。
  ①②はあくまで、会場にいた・配信を見たくぴぽファンに留まるとことですが、

 ③はくぴぽファンでは無い人たちの目にも触れる可能性が高いです。

  そもそもワンマンってのは「ファン向けイベント」としての要素が強く、ここから新規開拓は

 なかなか難しいのではないかと思っていました。しかし配信はそのハードルをぐっと下げた

 気がします。
  
  配信後の「良かったtweet」は極めて有効な宣伝になると思います。
  その受け皿としてアーカイブが残せる事も配信の大きな利点と言えます。

(3)気になったところ

  書くべきか否かかなり迷ったんですが、記録として書きます。
  それは感染症対策です。
  決して批判したいわけではありません。ワンマンの大成功に水を差したいわけでもありません。
  コロナ禍の中、全国のライブハウスやパフォーマーの皆さんが、様々な規制の中、最大限に

 安全を配慮しライブをやっているとお聞きしています。
  とりわけ東京のライブハウスは日本で一番感染症対策に厳しいハズです。
 「一体どうやってライブやってんのかなぁ」と気になっておりました。

  くしくもこの日は緊急事態宣言の真っただ中、「万全を期した」態勢で臨まれたライブってのが
 どんなモノであったのか?

  ざっと気になった部分を挙げます

  ①フロアは結構密な上、お客さんは自由に動ける
  ②演者も観客も無差別に同じもの(風船、ウオーターバルーン、応援幕等)に触れる
  ③MC中の服部さんが観客席からコップに入った飲み物を手渡しで受け取り

  そのままステージ上で飲む

  繰り返し言いますが、これが良いとか悪いとか言いたいのではありません。
  おれ個人が実態を知らなさ過ぎただけですが、
  緊急事態宣言下の東京で上記がOKだった事に驚いたということだけです。

  おれは去年の11月からライブ会場に行ってないので、今の規制基準はわかりません。
  もしかしたら実態に即して緩く(適正に?)なってんかもしれませんが、これなら

 マスク着用と声出し禁止以外はコロナ前とそんなに変わってないなーと思いました。

  これが現在のスタンダードならアクティブなオタクの人達も満足できると思います。


  以上が結論です。
  以下は備忘です。


3.配信

(1)ツイキャス

  今回の配信はツイキャス(twitcasting)でした。
  配信サービスは色々ありますが、ツイキャスは馴染もあってお手軽なところが良いと思います。
  半面、配信品質についてはちょっとどうかなと思うトコがありました。
 
 ①画質:リアルタイムよりアーカイブ
  おれの感覚的なモノで実際どうだかわかんないんですけど、ストリーム配信中の映像を

 見てる時はなんか画質が粗いなぁと思っていました。
  後日アーカイブを見直すとそれほど悪くも無かった(良くもない)ので、おれの視聴環境の

 せいだと思いますが、ZAIKOとか今までの配信と比べるとちょい落ちる気がしました。

 ②音声:歌がヘタに聴こえる  
  画質はまぁしょうがないとして、音に関しては今までよりも明らかに悪いです。
  まさか会場スピーカーの生音拾ってるなんて事はないと思いますけど、そんくらいの感じでした。
  MCと歌のパートの音声バランスが悪くPCのボリュームを上げたり下げたりも大変でした。

  これも配信だから贅沢は言えませんけど、音が悪いと歌がヘタに聴こえるのでそこが

 残念だなと思いました。


4.本編

(1)お芝居パート

  くぴぽワンマン名物「お芝居(コント)パート」ですが、今回は生誕祭って事で
 服部さんとひめちゃんさんの漫才がありました。
  内容的には、相変わらず服部さんの趣味むき出し以外のなにものでもなかったですが、

 素直な感想として「良く出来てるなー」と思いました。
  お二人とも漫才がなかなかお上手で面白かったです。

(2)歌パート

 

①東京用セトリ


 

 

 (※くぴぽ公式twitterからセトリの画像を(勝手に)お借りしたのですが、

   なんか1枚目と2枚目で大きさが違ってました)

 

  くぴぽファンの間で以前から密かに言われてるのは「東京と大阪で歌の好みが違う」です。
  実際どうだかわかんないですけど、おれの印象では
  大阪のファンは初期くぴぽの重い感じの曲が好きで
  東京のファンは最近のノリが良いアイドル曲を好まれてる感じです。

  特にそのメルクマールと言われているのが「夏盛り卍SUMMER」です。
  服部さんによるとこの曲に対する評価が相当違う(東京>大阪)らしく、大阪ではあんましやらず
 東京ではスタンダードとしてるそうです。
  それを聞いた時、おれはこの曲大好きなので「いいな!東京」って思いましたw
  
  で!この日もやっぱり大阪とはだいぶ違うセトリだったそうです。

  おれは個人的にこーゆー「地域差」をつけるのは「希少性」を生み出して良いと思います。  
 「東京のくぴぽと大阪のくぴぽは違う」って思わせるのはブランディングとしても有効だと思います。

 

②フレキシブルセンター制
  あむさんデビュー後、くぴぽさんにおける「センター」はどのように変わるのか注目して

 いましたが、今回においては引き続きフレキシブルセンター制を維持されていました。
  歌唱力で言うとなだれさんが頭一つ抜けていると思いますが、それだけでセンターは

 決まるものではなさそうです。特にくぴぽさんの楽曲はバラエティに富んでいるのでその時に

 相応しいメンバーが入れ替わり立ち替わりでセンター的ポジションを務めるのが合理的であり、

 くぴぽさん流かなぁと思いました。

  ちなみに服部さんのボーカルパートは複雑で、曲ごとに要求される発声が全く異なっています。

  セトリの順番によってはキツイ時もあると思いますが、いつも器用に対応されています。

(3)生誕セレモニー

  今回のライブのタイトルは「お誕生会ワンマン」
  ってことで何かセレモニー的な奴、ドルオタ名物の「ちょっと待ったぁ!」・・・的な奴があるのかなと
 思ってたんですが、少なくとも配信で観れる範囲においては無かったです。

  ライブ中のお芝居とMCでちょっと触れただけでしたが、コロナ禍じゃなかったらまた少しは
 違ってたのかもしれないなーと思いました。


(4)メンバー
    
 ①服部さん

  1)お笑いとプロレス
   今、服部さんが熱心なのはこの2つです。
   最近の「服部演出」には必ずこの2つが取り入れられています。   

   お笑いの方は、今売れっ子のぺこぱさんやミルクボーイさんを取り入れるなど誰が観ても
  分かりやすいモチーフでしたが、
   プロレスの方は、長州(長州力)と橋本(故人:橋本真也)の「タココラ問答」など
  「誰がわかるねん」ってネタをぶち込んで「まきちゃんご満悦」って感じでしたw


  2)最近の服部さんはすごく楽しそう  
   最近の服部さんを見てますとすごくライブが楽しそうです。
   失礼な言い方で恐縮ですが、前はライブ中、服部さんの笑顔が観客に向けられる事はほとんど
  ありませんでした。そして時々突然何かを思い出したかのようにふっと表情が曇りしんどそうに
  してる姿を見かけました。
   それが今は全くありません。端的に笑顔が増えました。
 
   いつどこでどんな心境の変化が起こったのか、他人には窺い知る事はできませんが、

 なんとなーく服部さんは今のライブ・・・いや違うな、「今のご自分」に満足されているのかなぁと。

 全部が全部じゃないにしろ、そこそこ自分のやりたい事ができているんじゃないかと思います。

   こっから先は想像ですけど
   ・良いメンバーに囲まれ
   ・理解あるファンが増え
   ・アンチが減り
   沢山の人に肯定される機会が増えたからじゃないかと思います。
   なんせ今の服部さんは自信に満ち溢れているような感じがします。


 ②ひめちゃんさん

  1)いっぱい出てた
   何の統計も集計もありませんけど、いつもより歌パートで沢山画面に出てる気がしました。
   やっぱそこはまきひめお誕生日会ワンマンだし、カメラの人が気を利かせてくれたんでしょうか?
   そもそもひめちゃんさんは歌割的にも良いポジションを持ってる気がします。
   メンバー1大きな体と派手な動きと相まって存在感が大きいです。

  2)ギャルの皮を被った職人(プロ)
   今回のライブを観て「やっぱアイドル七段はダテじゃないなー」と思いました。
   さすがに配信で映っていないステージ上の細かい動きこそわかりませんが、

  不慣れな漫才でも服部さんの要求に的確に応えてキッチリと役目を果たすトコなんか

  もはや「いぶし銀のアイドル」って感じもしますw
   今のくぴぽでのポジションが、果たしてひめちゃんさんが本当にやりたいことなのか

 わかりませんがどんなミッションでもしっかりと対応できるトコが立派だなと思います。
  
  くぴぽは・・・と言うか服部さんはもっとひめちゃんさんを大切に扱ってあげるべきだと思います。
   

 ③なだれさん

  1)大興奮
   今回のなだれさんはいつもとちょいと違ってました。
   楽しそうな姿はいつも通りですが、いつもより半音どころかオクターブ高目でシャウトする

  ような歌声は完全にライブ仕様って感じでしたね。思えばなだれさんのアクティングも随分

  変わってきたなぁと思います。

  2)振付師
   今回の新曲「眠いよ青春」の振付を担当されたのはなだれさんです。
   自ら志願して振付担当になられたそうです。
   これがなかなか良いんですよ。

   ダンサーばりのテクニカルな奴ではなく、韓流っぽい凝った奴でもなく
   a.老若男女問わず、誰にでもできそうで
   b.かわいい動きが随所に散りばめられた
   c.いかにもアイドルさんの振付

   って感じです。
  
   思わずフリコピしたくなる。ダンスじゃなくて振付って感じでした。

 
 ④あむさん

  1)武器が多い
   前回初めて観た時「完成形アイドル」と言いましたが、改めて観てもホント良くできてます。
   色んな「オタク殺し」の武器を持っています。
   今回は目をつぶって顔をふるふるふるってする仕草とか、全編通じて「かわいいアピール」が

  良かったです。
   これでまだデビュー半年経ってないってんですから末恐ろしいですね。

  2)なだれさんのテンションに釣られる
   前述の通り、この日のなだれさんのテンションめちゃ高でしたが、それにちょくちょく釣られて
  音程が不安定になるトコが面白いかったです。
   
   完成形と言いつつ、唯一足りないのは「エモ味」ですが、こればっかはファンと共同で

  作り上げるモノで、ある程度「熟成」の為の期間が必要です。
   今のあむさんはその「エモ」を仕込んでる段階で、きっとその内エモ味が滲み出て

  くるんだろうなーと思います。


5.その他

  この日、ワンマンならではの「嬉しいお知らせ」がありました。
  MCで服部さんが「来週くらいに公式から発表します」
  とおっしゃってたので、このブログのUPを待ってましたが、未だに発表がなさそうなので
 もう待てません。

  今年の「    」と「    」に「       」の「   」が決定しました。

  ※公式からの発表後に空欄に追記します。
   気になる人は今なら配信のアーカイブ(有料)で観れます。


6.まとめ

  今のくぴぽさんはすごく良い「環境」にあると思います。

  ①武器:良い楽曲があって
  ②人材:良いメンバーを得て
  ③顧客:良いファンが集まった


  ライブをやる毎に手ごたえを感じられているのかメンバーに笑顔が増えて来た感じがします。
  メンバーの笑顔はファンの笑顔を呼びます。
  その輪が広がる事が「売れるサイクル」の入り口ではないかと思います。

  ただただ楽しいだけでは、良い環境は続きません。
  次のステージ・・・つまり「売れる」事を実感できなければ、パフォーマーのモチベーションは
 維持できないと思います。

  2021年になっても社会情勢は厳しいままですが、今のこの良い勢いを止める事無く

 引き続き頑張って欲しいなと思います。  


 てなトコで本日の記事はここまで!
 ほんではまた。


【今後の記事の予定】
 ① マシェ バラに関する考察
 ② オンラインYOIM ACHI(2021.1.17)   
--------------------------------------------------------以下、備忘の為 
  〇私家版「魔法 女子☆セイ レーン3/4史」第3章