これ私のFeNO(呼気一酸化窒素)データ
参考
このブログを読んでくださってる重症喘息で同じように苦しむ患者さんのために役に立てばと思いお見せします
(見にくくてすみません)
左端は2019年ですが…
風邪のあと、咳だけ長引いて治らない
(新型コロナの流行前です)
おおよそ梅雨頃と秋の季節の変わり目に悪化しています
で…
自分で検査できるので悪化を確認してから、吸入ステロイドを開始して毎回よくなっています(いました
)
2023年2月…
愛媛マラソンの抽選に当選して…
めちゃくちゃ練習して…
今年は完走できるぞ…
と思っていたら新型コロナに感染
(愛媛マラソンも出場できず、記念のTシャツだけもらいました)
その1~2か月後、階段の上り下りで息切れ
おかしい
FeNOを調べてみると、これでもかというくらい上昇
2か月くらいかけてステロイド吸入して数値は下がるものの…
自覚的には気道過敏性の亢進
(ストレスや風にあたると気管が狭くなる感覚はずっと残ってる)
気管の壁に痰が海苔のようにへばりついた感じ
ごまかしごまかしやってましたが、すっきりせず決心して(市外の)呼吸器科を受診
詳しい呼吸機能検査、CTでは特に異常なし
しかし、喘息の人にしかわからない、現在の検査では評価しきれていない特有のしんどさあり
その後、また今年の3月頃に風邪を引いた
その後から急激に呼吸困難
外来も休ませていただいたり、点滴に通ったり…
いよいよデュピクセント(生物学的製剤)開始していただく
が…
FeNOは30台と高止まり
期待とは裏腹に2~3か月の経過で改善なし
ステロイドの内服増量、ステロイド点滴、続発性副腎機能低下…
ステロイド使いすぎて50歳を超えて血糖値上昇、ニキビ(副作用)
(ニキビはどうでもいいですね)
こんなにステロイド使ってるのに…
で…
先ほどのゲームチェンジャー
登場です
現在、FeNO 13
劇的に低下(わずか5日後)
これはあくまでも私の場合ですので、例えば「デュピクセントはFeNOが高値、あるいは血中好酸球高値の人の方が効果が良い」など様々なデータもありますし、テゼスパイアが万能ではありません
ただ、重症喘息の方にとっては毎日毎日、どよーんとしたつらい気持ち
何か少しでも希望になればという思いで自分の情報をつまびらかに発信しています
本当に本当に喘息で苦しむ人がない世の中になりますように