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セッティングロボ1のブログ

バイクのインジェクションてなんか、よく解んないな~
そんな人は気軽に覗いてください。

知識が増えたら友達に自慢できるかもしれません。

自分のバイクを楽しいバイクにする参考にしてください!

新しい仲間がふえました ダックス125(DAX125)おねがい

 

デビューしたときから気になってたんですがとうとう買いました。

 

 

メーターかわいいドキドキ

 

で、慣らしもかねてしばらく通勤走行してましたが、とにかくフロントフォークがスコスコなのとシフトペダルが使いづらい。

 

 

ためしにフォークオイルを交換します。

 

グロムの経験上、スプリングも交換したいところですがいったんオイルのみでどうかわるのかやってみます。

硬ーいオイルを入れてもそんなにかわらないのは経験済み

 

 

たぶん、あのちゃんに相談したら

と言われそうなフォークの作りです。

 

今回は粘度指数的に考えてエンジンオイルの15W-50でテスト

 

 

 

作業後、走行してみましたが...ブレーキングの動きはしっとりしてフロントタイヤの存在感は増えました。でも何か根本的にダメなような

 

タイヤ??

 

 

 

 

どうも、新車装着タイヤのダンピング特性、形状、グリップ力、すべてがダメな気がしてきました。しかたがないのでピレリのディアブロ ロッソ スクーターに交換しようと思います。

 

 

シフトペダルはベースごとグロム92に交換すれば解決&5cmバックとなりそうでこちらも交換してみます。

 

気になるところが改善されたらパワービジョン3でインジェクションセッティングしていきますパー

 

ダイノジェット社のパワービジョン3でのセッティングデータが完成し2日に分けてだいたい200kmほど走行したので

セッティング前後の測定結果を見ながら走行後のインプレッションをします。

 

パワービジョンはECU書き換え装置なので診断機用のカプラーを繋げてフラッシュチューンでチューンデータを書き替えればOK!

サブコン(FIコン)やフルコン(エーレーサー)のように接続、取り付け作業、パソコンやスマホでの設定は不要です。書き換え後は取り外してもいいしデータモニターようとしてバイクにマウントすれば回転数などのモニターができます。

 

 

 

まずはスロットル100%でのダイナモ測定グラフ

 

青いグラフがインジェクションセッティング前

赤いグラフがインジェクションセッティング後

 

セッティング前後共に空燃比はほぼ13.0:1あたりでパワーが一番出る空燃比でした。セッティング前は6200回転あたりのピークをすぎるとパワー、トルク共に落ちていきます。

それに対してセッティング後は8500回転あたりまでピークパワーが続きます。100%に関しては燃調よりも別の部分で改善点がありました。

 

結果、スロットル100%ではセッティング前より高回転での加速の伸びがありピシ伏せで すっと3桁出ました。

 

 

次にスロットル80%

 

セッティング前の65ハンターカブの場合スロットル100%以下は空燃比がかなり薄く14.5~15.0:1で設定されてます。

これではパワー出ません!逆にいうと燃調の手ごたえあり。

このあたりからはセッティング後空燃比も13.0:1に燃調して全体的にパワーアップ、ピークの出る6000回転までにも効果が出ています。

 

 

次にスロットル60%

街乗りなんかでよく使うハーフスロットルあたり。セッティング後では4000~6000回転あたりの効果が出てますね。

 

スロットル40%以下の6000回転以下は徐々に空燃比を薄くして燃費が悪くならないようにセッティングしました。

 

 

 

※総評

「めちゃくちゃパワーアップしてる!」とはなりませんが楽に走れる、頻繁にスロットル全開にしなくていい、ミッションを変えなくても登ってくれるという印象です。なのでセッティング後はスロットル80%は80%なりに60%は60%なりにしっかり走るのでキャブ車に近いフィーリングですね。スプロケットをショートに変更して加速力を稼ぐ必要もないでしょう。エンジン温度の上昇も少し遅くなったような。

 

ハンターカブに大きなパワーアップを求めるとなると吸排気の変更、ハイカムやボアアップとなるところですが静かな走りでパワーアップさせたいのならノーマルフルパワーもアリです照れ

 

次回はマフラー、エアクリーナーを変更してパワーアップにチャレンジしていきますおねがい

 

 

あと、テスト走行で気になってたタイヤですが

ピレリのロッソスポーツをテストしてみようと思いますグラサン

 

こちらもインプレッションお楽しみにパー

 

 

 

ダイノジェットPV3で試作ノーマルフルパワーセッティングデータができたました。

 

測定を繰り返すとノーマルECUの改善点が見えてきました。

とにかくスロットル全開以外は空燃比が....

たとえ全開にしても高回転はトルクとパワーの落ち込みが激しいので7000回転あたりまでしか加速感が無いショボーン

 

で、データにECUを書き換えながら試運転してきましたニコニコ

 

山の中はまだ桜が残ってました。

 

試運転の感想

ノーマルだとスロットル全開じゃないと考え込んでるように加速しないようなというか、スロットルを60%でも80%でもあまり変化がないような走りですが試作セッティングデータで走るとスロットルに対して加速の変化がある。スロットルの開け方にたいして反応してるので乗りやすいというか楽というか。

高回転のパワー感が伸びるようになったのでエンジンの使える幅が広がっています。

 

もう少しつめてノーマルフルパワーセッティングデータが完成できそうです。

 

たぶんJMCAのマフラーなら対応できそうですねチュー

 

 

エンジンの乗り味は良くなったのですが走行していてなんかこのノーマルタイヤは気持ち悪い。。

 

乗り心地重視なのかスピードが出るとなんかグニュグニュ感がでます。ぼくの体重では剛性不足なのか。

 

調べてみるとハンターカブのタイヤサイズはハイグリップタイヤがいろいろ出てます。どうも東南アジアのアンダーボーンレーサーで使うサイズのようです。

 

 

せっかくなのでピレリのディアブロロッソスポーツに交換してみます。

ハイグリップの中でもお安め、触った感じはしっかりしてそうです。前後共通ですが前と後ろで回転方向が違うので組み換え時は注意が必要!

 

次回が完成したフルパワーセッティングデータとノーマルのダイナモ測定パワーグラフを解説します。