アンダーカウルのためにグロムマフラーへ変更したのですが乗ってみると何も変わった感がない...
念のためダイナモで測定してみたが変化なし。
なので、試しに触媒レス加工してみたが変化なし。。(少し音は太くなった)
このエンジンはノーマル状態では排気を開放しても空気の充填効率はあまり変化しないというデータが取れたのでまあいいか。
で、ここは変化を求めるためにカムシャフトと大径のスロットルボディへ変更することにしました。
調べていくとクリッピングポイントさんのハイカム&スロボセットがお安いのでテストしてみます。
カムはしっかりオーバーラップもありベースサークルも低いのでリフト量も増えています。
スロットルボディは26mmでノーマルより2mm内径が大きい。経験上、必要にして十分。何かの流用なのかエアスクリューの位置が違う。マニホールドに接する側はスロー系エアのバイパス穴がはみ出てしまうのでスペーサーでふさいで取り付けるようです。
エアダクト側は大きくなっているのでダクトがゴムとはいえそこそこキツい。
ちょっと交換にあたっての注意点 今回、スロットルボディを交換だけしてエンジンをかけるとアイドリングは3500回転!でした。データを見るとスロットルポジションが0%ではなくて1%強、バイクのコンピューターは「ちょっとスロットル開けてる?」と思ってるようです。ブレードはノーマルより開いて出荷されているようでストッパーボルトをほぼ0%のになるよう調整しエアスクリュウーの調整する必要があるようです。
エンジン温度40℃までのファーストアイドルバルブが開いてる状態で1700回転、暖気後で1500回転あたりになるよう調整しました。最後にスロットルポジションをリセット。
これが正しいやり方かどうかはわかりませんが今のところ問題なし。
ハイカムは普通にカム交換の手順で、自分の場合バルブクリアランスは許容範囲の狭いほうに調整。できるだけバルブを開けたいので。
では、次回 測定結果と試走した感想を報告します