ハンターカブのエアクリーナーだけを加工して燃調するとパワーアップするのか実験してみました。
純正エアフィルター裏側に付いている金属製の網をとりはずしました。高効率をアピールしてる社外エアフィルターはありますがノーマルのエアフィルターは扇子のようになっているので平らにするとフィルター面積自体はかなり大きく十分効率は良いとかんがえます。ただ、この金網は空気の通りを邪魔していると思うので固定部分を削って外しました。
キャリアにつながっているラバーのダクトも外しました。ここまでの加工ならプライスレス!
この状態でインジェクションセッティングをしてフルノーマルと比較してみましょう。
まずはスロットル100%
青いグラフ:フルノーマル
赤いグラフ:エアクリーナー加工&パワービジョンでセッティング
フルノーマルをセッティングした時よりも全体的にトルク、パワーともに向上しました。
特に4000~6000回転の変化が大きいです。
スロットル80%
これはいきましたね!フルノーマルセッチング後のスロットル100%くらいのパワーが出てます。実走でもすぐにわかりました。
こいつ、違うぞ! と、だれでも気付くレベルです。
スロットル60%
きれいに全域アップ ボアアップでもしてるの?って感じるでしょう。
若干の吸気音が増えていますがノーマルマフラーなのですぐに慣れるレベルです。それよりも力の余裕が出て乗りやすい、スロットルを開けて加速しだすのを待っていたかったるい感じがなくなりました。
下道走るなら特に不満のないレベル。しかもノーマルマフラーで静か
このあたりが65ハンターカブのノーマルエンジン、ノーマルマフラーの限界な気がします。
あと、ダクトを外した部分が丸見えなので異物混入防止に粗いネットを付けるかカバーを作るか考えようとかな