再会 | e工房

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難病・落葉状天疱瘡をはじめ、頸椎症性脊髄症の手術などの経過や、
手作り市やマルシェの出店活動、ネザーランドドワーフのつくねとの生活の日々を綴っています。


その方との出会いは、一昨年の年末の某マルシェ。

冷たく強い雨の中、客足も少なく、

最悪の出店日だなぁと思っていたところ

終わりがけに現れました。


初対面でもとても気さくで感じのいい方で、

作品をまとめ買いいただき、

それまで最悪だった状況の中、

女神に見えたのを鮮明に覚えています(笑)



それからというもの、あちこちに何度も足を運んで、

たくさんリピートしていただくどころか、

布を持ち込んでオーダーもいただきました。


そして去年6月、私が手術入院することになり、しばらくお休みをすると伝えると


「お休みされると分かってながらも、また布を買い込んだでしまいました。 

元気になられたらまたお願いしたいと思いますが、プレッシャーにならないよう、それまで私が持っておきますね」


と、ご配慮いただき、

それが早く復帰しようと励みになり、

また、期待されていることに喜びを覚えました。


そして術後3か月半、ヘロヘロながらも出店活動を復帰。

その方にLINEでご報告したところ、既読になるも返信がなく……。



もう需要がなくなったのかな。

しつこく連絡して迷惑かけたくないし、

報告はしたから、もうそっとしておこう。


オーダー用に買い込んだ布が気になるけど、

半年間たくさんお世話になったことへ感謝して

何か他に使い道が見つかりますようにと思っていました。



そんな中、昨日のマルシェでその方が!


「ご連絡もせずにすみません。

いろいろあって、バタバタしていて」


詳しいことは分からなかったけど、

なにやらワケありな感じで、

でも私はとにかく会いに来てくれたことがとても嬉しくて!



連絡はできなかったけど、作品はずっと使っていたとのことで、


「もし良ければオーダーしてもいいですか?

いきなり持ち込むのも失礼かと思って、まずは会いに来ました」


と、一度布を取りに帰って、また来てくれました。

これがまあまあ大量で(笑)
でもこういうのってすごく嬉しい!!

爆買いするバイヤーさんもありがたいところもあるけど、
気持ちが潤わなくて。

こういうやり取りが私のエネルギーになるんだなーと改めて感じました。

 さあ頑張るぞー♪