カシンです。これは、アタシ(50代・男)が、考えていたことを書くブログです。

{支配}{社会}{性}
前回に続き、悪意のある大人から子供を守るには、子供に接する危険人物を排除するよりも、子供の周りの安全な大人を増やす、これがいいんじゃなかろうかという話をしています。

危険人物を排除すると、巻き添えで、危険じゃない人も排除されて、子供の周りが手薄になる。むしろ、安全な大人がいつも周りにいる方が、危険人物は近づきにくいのでは。

アタシが今回、取り上げたかった話は、その先で。では、子供に「安全な接し方」というのはどういうことかというと。一般にそれは「まともな人、善意の人は自然にそういうことができる」と思われています。

そこが、実は違うんじゃないだろうか。そこに改善の余地がある、というのが本題です。

例えば、隣接分野で。わりと最近になって、大人間の「性的同意」が発見されて。今の若い人は心構えから、ある程度具体的な手順まで、習う機会があるんじゃないかと思います。

実は大人の、子供との接し方、というのも、本来は学習される (遺伝によるのでなく、後天的に身につけるという意味の、学習される) 行動なんじゃないでしょうか。

親に虐待されると、他を知らないために、子を虐待してしまう虐待の連鎖も注目されます。そう極端な場合でなくとも、大人から見た子供との正しい接し方、というのは、「大人になれば自然にできる」ものではなく。

自然に任せないで、「正しい」方法を体系化して、もっと積極的に広めるのがいいことなんじゃないかとアタシには思っています。

つづく
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お読みいただきありがとうございました。