カシンです。これは、アタシ(50代・男)が、考えていたことを書くブログです。

{支配}{社会}{性}
先日から、子供の周りから危険人物を排除しようとした結果、そもそも子供の周りが手薄になってるんじゃないか。そして、大人と子供の安全な接し方、というのも従来、あまり考えられてなかった。危険人物でなければ、当然に子供を任せられると思われてた。といったような話をしてきました。

個々の事件の背景はアタシは詳しくは知りませんが。年齢や時期からすると、ジャニーズ問題も旧来の大人・子供関係、指導・被指導関係と無縁じゃないだろうと想像します。

つまり、支配関係が「被支配者のため」という誤解というか、曲解。部活動の体罰指導とか、上司の役割は部下の恫喝、みたいな。あるいは「できる男」は多少の逸脱が許されると思われてた部分 (MeToo で糾弾された類いの)。今世紀に入って? 世間で見直されてきた古い体制が残ってたんでしょうか。

個別の事例はどうであれ、一般論としては、人と人の関係は互いに人間として尊重することから始まるもので、それは大人と子供でも、指導・被指導の関係でもそうです。しかし、それは生まれつき人のもってる習性ではなくて、そうあるべき、と学習して身につける行動です。

一世代前に、逆に支配・被支配の関係を人間関係の軸とすることを学習してしまった世代があったことは不幸なことで。将来世代に渡って、そういう誤りに陥らないように対策していく必要があるんだろうとアタシは思います。
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