蛇行剣 | Z ライフ

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こんばんは


富雄丸山古墳で発見された蛇行剣が展示されるということで、見に行って来ました。

橿原神宮の北神門を出て、少し歩きます。

途中、畝傍山の登山口があります。そんなに険しくはないので登れますよ。

橿原考古学研究所の附属博物館に到着しました。

中に入るとたくさんの人の行列が出来てました。

博物館の横で、行列の最後尾に案内されました。行列は一旦奥の方に行ってUターンする形で、博物館に入るまで1時間以上、そして、中に入ってからも行列は続き、展示室に入れたのは1時間半後でした。






蛇行剣のX線写真


クリーニング処理の様子です。




古墳の木棺の中から、赤い水銀朱が発見されています。
赤が神聖視されていた時代で遺骸を赤く染めていたか、頭部周辺に赤く染めたものを置いていた可能性があります。


富雄丸山古墳から出土した鉄剣は、刃の部分が6回屈曲して蛇行する、蛇行剣と呼ばれる特殊な鉄剣です。長い間土に埋もれていて曲がったのではなく、作られたときから蛇行していたものです。
これまで知られていた蛇行剣は全長84.9cmで富雄丸山古墳の蛇行剣はそれをはるかに越える長さです。
今回のクリーニングで把(つか)と鞘(さや)の全容を明らかに出来ました。
把と鞘を装着した状態での全長は285cmにもなります。





これが富雄丸山古墳から出土した蛇行剣の実物です。

見えている面は、出土したときの下側になります。下になっていた方が状態が良いそうです。










ここで質問

蛇行剣が出土してから今回の青銅鏡発見まで2年近く間が開いたのはなぜですか。
それは、最初に蛇行剣が出土し一旦発掘を止めたそうで。発掘を再開したところ、蛇行剣の下の土の中から木棺が見つかり、その木棺を開けたのが最近だそうです。

人骨は発見されたのですか。
発見されてないそうです。人骨は酸性の水で溶けるか、微生物で分解されるそうです。




古墳発掘現場特別公開

蛇行剣はこの辺で、


ではでは