やたらと部屋が散らかっていたり
整理整頓がなされていなかったり
どこに何があるのか訳わからない感じだったり
ゴミがそのまま置いてあったり
ゴミなの?なんなの?みたいなものがたくさんあったり
机の上がごっちゃごちゃだったり
鞄の中は何が何だかわからない感じだったり
キミはどこで勉強するんだ?みたいな子はよくいます。
きっとご家庭でも子どもの部屋のカオスさにお父さんお母さんは呆れていることでしょう。
塾でもカバンを机の上においたまま、その鞄の上で勉強し始める子とかたまにいます。
できる訳ないだろ?みたいな。
もちろん机から筆箱など物をよく落とす。
なんとなくですが、部屋や机の乱雑さは、脳の中と同じなんじゃないかと感じる。
部屋や机がごっちゃごちゃな人は、たぶん頭の中もごっちゃごちゃであれこれとっ散らかった状態。
何がどこにあるのかわからないくて必要なものを探しているうちに
別のものが目に飛び込んできてそっちに意識を奪われ
あれ?なんだっけ?となったり
気が散って集中できなかったりする。
あのプリント持ってる?とか聞くと、できる子たちは
「ありますよ。」といってすぐ出てくることが多いけれど
できない子は
そもそも持っているかどうかすらわからない。
探しながら全然関係ないものがたくさん出てきたりする。
そんな経験、塾屋ならよくある光景だと思います。
勉強も似たようなもんで、脳の中にある情報がごっちゃごちゃに詰め込まれていると
「◯◯のやりかたは?」と聞かれて
あーこれですねとパッと吐き出してこれる子と
なんでしたっけそれ??みたいにそんなものが存在したと言うことすら忘れているかのような反応でごちゃごちゃ頭の中を掘り起こししていかねばならない子といます。
わりと、成績上位の子の方が机などが整っていることが多い。
ノートなんかもそうですね。
成績優秀な子のノートの方が整っている場合が多いです。
きっと、具体的なものでも、形のない情報であっても、「まとめる」「整える」「整理する」ということがうまくできているのだと思います。
こういうことを書くと
いや、東大生のノートは汚い
とか
頭いいけどめっちゃ部屋汚いやついますよ
とか
そういう反論をしてくる人はいるけれど
それは一見めちゃとっ散らかっているのだけれど
本人の能力が高くて何がどこにあるのか把握できているから、どういう文脈なのかがわかるから問題ないのであって
把握できないのに乱雑なままのヤツと同じにすんなと。
まあ、ごっちゃになってるってことは、通常はなかなか繋がらないような物事が近くに置かれていたりするということでもあります。
だから、突拍子もないことを言えたりするのはごちゃごちゃ系の子の方が多いんだろうとは思います。
とはいえですよ
把握できないのにごちゃごちゃのままにしているのはあまりいいことない。
突破なことを思いつく可能性はあるけれど、思いついたとて、能力高くないとそもそも活かせませんし。
まずは普通に整理して整えられるようにならないと。
とりあえず、部屋が汚いキミは、部屋の片付けからやるといい。
そして、それを保つように夏の間頑張れ。