スービタイズが備わっていないと計算ハードモード | ZENT進学塾

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以前書いたこの記事

 

算数の基礎たる重要な力、スービタイズ | ZENT進学塾

 

 

スービタイズ

 

端的に言えば、数えることなく瞬間的に何個あるか把握する能力です。

 

5つくらいまでなら人は見た瞬間に何個か把握できるらしい。

 

 

さて、このスービタイズ

 

これが算数、数学においてはものすごく重要です。

 

 

いくつあるかを瞬間把握ができるということはもちろんなんですが、これが概念でやれるかどうかもかなり重要です。

 

 

 

 

例えば下は全部で何個?

 

 

 

 

 

〇〇  〇〇〇

 

 

 

一瞬で5個と認識全部できるなら

 

2と3で5という数字を部分で構造的にとらえられているということです。

 

 

 

こういうことができないと、計算にものすごく負荷がかかることになります。

 

計算が苦手

 

計算が遅い

 

こういう子は、けっこう概念スービタイズが備わっていなかったりします。

 

 

 

12と言われて5+5+2と「一瞬で」バラすというか、勝手に思い浮かぶ

 

24=2×12=3×8=4×6と「一瞬で」バラすというか、勝手に思い浮かぶ

 

そういう数字の分解みたいなものが自動化されていることが重要です。

 

 

 

一般的には数字感覚なんて言い方をするのかもしれないものです。

 

 

 

繰り返しになりますが、概念スービタイズが備わっていなければ、計算するのにものすごく脳のメモリを使ってしまいます。

 

いちいち約分でえーっと…となったり、足し算引き算が単純に遅かったり…

 

計算にメモリの多くを使ってしまえば、そりゃあ深い思考は出来ない。

 

結果、数学は苦手になりやすい。

 

計算に限らず、色々なところに影響します。

 

 

国語の読解で○○文字で抜き出せ

 

とか言われて、ここじゃね?っていう当たりをつけるときにも、なんとなく数字の感覚みたいなもので文字数をとらえたりする。

 

 

数の把握って、色んな所に影響するんです。

 

 

いちいち1個、2個、3個…と数えているとそれだけでメモリを消費します。

 

 

スービタイズ

 

もっとこの言葉が広まって、重要性が認識されてほしい…。

 

 

あ、このスービタイズは鍛えられるようです。

 

5個以下の〇をランダムに配置して、何個?ってのを一瞬で把握する訓練をすれば。

 

 

自分がこのスービタイズが弱いなと感じた人はやってみるといいかもしれませんよ。