正負の計算で重要なこと | ZENT進学塾

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中学生になる前に、少し先取り的に中学生の内容を勉強している方もいると思います。


数学は、一番最初にやるのは正負の数ですね。


おそらく、家庭学習で進めていく場合は正負の数の計算から取り組んでいくと思います。
(本当は他にやらねばならないことがいくつかありますけれど)



正負の計算を進めていくにあたって注意事項を一つ。


項をしっかり意識させてあげてください。


項を理解していないと、四則演算がいつまでも定着しません。

足し算引き算のみ、掛け算割り算のみの場合、あまり項というものがわかっていなくてもなんとかなってしまいます。


しかし、四則混合演算はそうはいきません。


足し算引き算はできる、掛け算割り算もできる、四則演算は間違える

みたいな感じだと、計算ミスと考えてしまいがちなのですが


おそらく多くの場合は計算ミスなのではなく項がわかっていないがために起こる間違いであって


ミスなどという程度のものではありません。



出来る子は、感覚的に項を理解しています。


でも、感覚で理解しているだけなので、きっとちゃんと説明できる子はほぼいません。



項の理解がないと、その後、文字式も方程式も、等式の変形や因数分解なども詰みます。



しかも、最初の計算がうまく出来ないとなると


数学そのものに対する苦手意識は強烈なものとなります。


数学なんて全てに計算がくっついてきてしまいますからね。


計算が出来ないというのは、英語でいうところのアルファベット書けないみたいなレベルのものになります。


最初がいかに肝心かってことですね。