やっていたことは、振り返りと空間認識を鍛えることだけ | ZENT進学塾

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小学生六年生、なんだか出来るようになってる。


宿題として毎週やってきてもらっている単元ごとのチェックテストも満点連発ですし。


最初の頃はそうはいかなかったのにね。




小4の内容、小5の内容からやり直しをしていき


小6分まで全て終わった子もいれば、もう直ぐ終わりそうな子も。




まだ小5の内容をやり直している子もいます。


まだ小5って遅くね??


いや、別にいいんです。


小6の内容は、私に言わせればそんなにヘビーではないし


学校でしっかりやっていますしね。




重要なのは、小4、小5、そして、具体物。

(小3あたりもやり直す必要がある子もいると思います。)




何度も書いているように


一個下、二個下の学年の内容あたりにかなり穴がある子は多くて


そこをしっかり丁寧にやり直ししないとなかなか学力は回復しない。


でも、そこを丁寧にやり直ししていくと、学校の授業がわかるようになってくる。




不思議でしょ?


学校の授業とは違う単元をやり直ししていっているのに


学校でやっていることがわかるようになってくるんです。


たぶん、「わかる」ってどういうことかわかってくるのだと思います。



そして、授業中に使われている「言葉」がはっきりわかるようになる。


既習内容は授業では「当たり前のこと」として処理されるわけだけれど


実はそこがよくわかってなかったりする。


そこが埋まってくるから、出来るようになる。



さらに、勉強するってことがどういうことかもわかってくるし


なんとなくぼんやりしていた物事の輪郭もはっきりしてくるのだと思います。



「よくわからない」が常だったところから


「ちょっとわかる」


「割とわかる」


「だいたいわかる」


「わかる」


とステップアップしていく。


「わかる」からよりちゃんと聞くし、ちゃんと聞くからより「わかる」


良いサイクルに入るわけですね。




そこにさらに、手と頭を使って思考するという作業が加わる。


当塾でいえば、空間認識トレーニングです。


実際に自分たちでブロックを積んでもらって考えてもらう。


手を動かしながら、手で考えて、同時に頭で考える。




考えるというのは、頭だけで行うのではありません。


勉強においては、頭は当然として、手もものすごく重要です。


内容によっては鼻も大事じゃないかな。


理科系は鼻重要ですよね。


考えるというのは、全身で行うことです。




頭の中だけでやっててもダメ。


具体物を眺め、見て、触り、動かす。


そういう作業を通じて「考える」とは何かを知る。



さらに、そうすることによって集中力も磨かれる。




そんなことを一年近くやっていた結果、なにやら賢くなったなと感じるようになってきました。


特に、空間系はかなり「おー…いいじゃん」と感じることが増えました。


良い感じ。




賢さは、作れる。