当塾は旧第一学区にあり、旧第二学区あたりまでが通塾エリアとして妥当な感じです。
城南地区と言えばいいかな。
この地域、2つ困ったことがあります。
※偏差値や内申の基準はVもぎを参考にしています。
一つ目はオール4くらいの子はどこが適正レベルなのかということ。
※二つ目は次回書きます。
偏差値で言えばVもぎの偏差値で55~60の子はどこを受ければいいのかということ
このエリアの都立を上から順に並べてみると(数字はVもぎの偏差値)
日比谷(69)
戸山(66)
青山(65)
新宿(63)
小山台(62)
三田(61)
駒場(61)
目黒(56)
広尾(52)
雪谷(52)
田園調布(51)
てな感じになります。
上はけっこう豊富なんですが、目黒のあたりが空白地帯になってしまいます。
かつては三田がオール4ではちょっとキツいけれどまぁ適正かな??くらいな感覚で、目黒がもうちょっと下、広尾がもうちょっと上にいたような気がするんですが、何やら都立の人気が偏ったりで気が付いたらこんな状態に。
1000点満点(スピーキング抜き)でトータル750~830点くらいになる子達が受ける場所が全然ないんです。
偏差値の数値で見るとそんなに大きな開きはないかのように思えるのですが、点数で見るとかなり幅があることがわかります。
偏差値55はだいたい上位30%らへん
偏差値60は上位15%らへんになりますから、全体の中で15%に当たる子の受け皿が、都立は目黒しかないという状態です。
これはなかなか厳しい。
内申はオール4前後、定期テストでは5教科350~400点あたりを取るであろう子達が行く先が目黒しかないというのはなかなか問題ありというか、キツい。
そこの子たちが一番受験がきわどいところじゃない??と私は個人的に思っています。
山手線あるし都内なら大体アクセスはどうにでもなるからエリアを広げればどうにでもなるのだけれど…移動時間はけっこうな負担です。
旧第三学区、第四学区に目をやると豊多摩、井草、石神井、北園、文京、豊島と良いラインがけっこう豊富なのですが、なかなか火曜となると厳しい場所です。
解決策などないのですが、これはこの地域の方々はわかっておいたほうが良いことです。
オール4くらい、定期テスト350~400あたりの子達の都立選びはなかなか大変です。
少し視野を広げて三田線で通える文京、京浜東北線で通える上野なども視野に入れてみるとよいかなと感じます。