今日塾に来る前にいろいろめぐっていて
とある家の花壇に見事な芍薬が咲いていました。
人の家取るわけにもいかないかと思って写真は撮りませんでしたけれど。
芍薬、好きな花です。
すらっと伸びた茎に華やかな花と、なんだかさわやかな香り。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
なんて言葉がありますよね。
美しい女性を例えた言葉。
もともとは江戸時代の書物に書かれていたらしい。
牡丹、芍薬、百合は季節もそれぞれ
4月から5月、5月から6月、6月から8月と
座る→立つ→歩く
という順番に沿うように咲くらしい。
なんで座れば牡丹、立てば芍薬、歩く姿は百合の花の順じゃなかったのかな?
ところでこの芍薬
すごく美しいのですが
咲かせるのが結構大変。
蜜がすごいんです。
つぼみの時点でものすごい蜜が湧き出てくる。
その蜜がべたべたするのでくっついて開花を邪魔してしまうこともあるとか。
え?
なんで??
そのため、芍薬をきれいに咲かせるには蜜を拭き取ってあげるといいと。
え?
自然界ではどうやって生き延びてきたの? この素敵なお花は。
不思議ですよね。
どうやらアリや蜂がつぼみの時点で蜜を取りに来るから咲くこともあるようですが
生存競争的には弱くね??
害虫が来るのをアリや蜂に守ってもらうという説があるようですが
持ちつ持たれつ、でもなんだか若干損してる感。
自然界は面白い。
画面ばっかり見てないで、自然界のいろんな事象を楽しめる心を持ちたいですね。