卒業生による高校紹介⑤ 明治大学付属中野高等学校 | ZENT進学塾

ZENT進学塾

池上線・大井町線の
旗の台駅から徒歩1分。

地域密着型で高校受験専門の
集団授業を行う進学塾です。

右写真 代表:武田

ブログの記事は勉強や
塾のことに限らず
いろいろごちゃまぜ。

お問合せはコチラからどうぞ
https://zent-study.com/

卒業生に書いてもらっている高校紹介 その⑤です。

 

その①(中央大学高等学校)はこちら

 

その②(明治学院高等学校)はこちら

 

その③(法政大学第二高等学校)はこちら

 

その④(朋優学院 国公立)はこちら

 

今回は

 

【明治大学付属中野高等学校】 by卒業生Mくん

 

明治の付属、唯一の男子校

男? 違う! だ!

 

〔基本情報〕

明治の付属。男子校。

母体の明治大学の躍進もあり、その付属も難化中。

最寄り駅:東中野

偏差値 65(進研Vもぎ)

 

学校ホームページ

 

〔漢、明大中野、男子校を貫く也〕

明治大学付属中野高等学校、略して「明中」は東中野の傍らに佇む明治大学の付属です。

明治大学の付属は他に「明治大学付属明治高等学校」と「明治大学付属中野八王子高等学校」の二つがあります。

どうやら大学側からは共学にしてほしいと言われているとの噂ですが「伝統」という2文字だけで男子校を貫いているようです。

私は高校受験の際に受けた高校はほとんど男子校だった身ですのでそこに抵抗はありませんが、他の2つの高校は共学ですので、あえて言わせていただくと「一般人」はそちらを受けることをお勧めします。

 

〔明大中野といえば運動部〕

明中の魅力は部活動にあります。

特に、ラグビー部、アイスホッケー部、水球部、相撲部などのフィジカルスポーツが強いです。

文武両道という言葉を掲げる学校が数多く存在します。

しかし、実現できる生徒は稀であり、ほとんどの人が両立できずに諦めるどころか、どちらも中途半端になり、最後には怠惰な生活を送っている人が少なくないと私は思います。

そういった人には明中はおすすめです。

何故かというと、定期テストである程度の成績を収めていればあとは部活に専念することが可能だからです。

とはいえ、部活を言い訳にして成績を取らずに高3の進路決定の時期になって焦り出す人もいます。

非常に哀れです。

これは附属校に行く人全般に当てはまることですが、定期テストくらいはとって当たり前です。

内容も家庭科以外は簡単です。

頑張ってください。

 

〔武田加筆〕

《武闘派集団》

明大中野の運動部は最強クラスです。

体育科の教師も各界のレジェンドのような人たちの集団です。

体育科教員に反抗してはいけません。

頭髪検査もあります。

以前は、検査に引っかかると職員室に連行されてバリカンの刑に処されることもあったようです。

最近は、やや緩くなり、検査に引っかかった明大中野生行きつけの床屋が存在するとか(笑)

 

《高校の家庭科》

私が思うに、全教科の中で高校の家庭科が一番ヤバイです。

圧倒的な細かさ、難しさを誇ると思います。これは、どの高校でもどうやらそうっぽい。

主要科目ではないがゆえに、普段気にも留めていないけれど、テストのヤバさたるや、他の科目を凌駕します。

みなさん家庭科には要注意。

 

〔明大への進学は容易も容易〕

私が思う最大の魅力。

これは英検を準二級取得するだけで明治大学の推薦を得られるところにあります。

明大明治、明八の2校は二級を取得しなければならないのに対し、準二級でいいのです。

英語弱者にとっては最高です。

誰もが取得が容易。

 

〔漢〕※ブログに載せるべきか真剣に悩んだため、少し伏字にします。

入ってから後悔してほしくないという切実な思いから書き記すコーナーです。

無意識に学校のイメージを下げるかもしれませんが、ご理解ください。

《忍耐》

この学校の先生、普通じゃありません。

全員ではないですが。

提出物を出さないと名簿で頭を叩かれます。

それに対して言い訳をすると●●●を引っ張られます。

基本的に何をしても怒られます。

そして、大体攻撃してくる先生は●●ています。

●●●に恨みでもあるのでしょう。

●●には注意。

 

《異性》

男子校。

女の子がいません。

一大事です。

さて、どうしましょう。

私事ですが、中学の頃から彼女がいました。

その人といる間は特に何か不満ももらさず生活していました。

お別れした直後、心に大きな穴があきました。

別れの辛さもあります。

それが癒えてもなお、穴が広がり続けました。

何故か。

出会いが無い。

これに尽きます。

さらに言えば、周りの経験の薄い人はネットから得た乏しい知識でナンパを試みます。

私はそこで初めて男の恐ろしさを感じました。

異性がいないと、こうも日常に華が無いのかと。

こうも飢えているのだと。文化祭楽しんで。

 

この先まだ書きたいことはありますが、私情も含みますので控えます(笑)

 

〔総括〕

明大中野を一言で表すと男塾。

男子校ならではの楽しさがあります。

なにより、ゆるんだ心を叩きなおしてもらえます。

これまでにマイナスイメージを与えてしまう書き方をしましたがそれをふくめて良い男子校だと思います。

おそらく周りの大人には真面目で教えに忠実であるように映り、同期にはいわゆる陰キャに映るかもしれません。

皆が登下校オシャレな制服の中、学ランのボタン全部留めてますからね(笑)

けれど、そういう身だしなみや規律の厳しさを含めて今、卒業まじかの身になると、良い学校だなと感じます。

入学する方は陰キャラとか男子校とか気にせず、染まりきってください。

それが明中を楽しむ一番の方法であり、良い学校だと思える秘訣です。

是非、明中へ。

 

〔武田加筆〕

《愛ゆえに》

男子校あるあるなのですが、基本的に男子校を紹介して!というと、ネガティブなことをだいたい書きます。

でも、本心ではみんな男子校が大好き。

だって、あんなイカれた空間なんて、他に存在しないから。

飛び交う下ネタ。

飛んでくる不条理。

はたから見ると「いや、ねーわ」と思うけれど、中にいると、それがおもろくて仕方がない。

ネタの宝庫。

それが男子校。

私だって、母校紹介しようと思ったら「あんなクソな学校は他にない」と書きます。

でも、そのクソな空間で得た経験は、他の何物にも代えがたいものです。