誰しも上位校、難関校目指すべきなの? と言われると私はNOと言います。
え? オマエ、最難関校が好物なんじゃないの? と言われればそうなのですが、私は別に全員が全員上位校へ行けばよいとは思っていません。
その子その子にあった高校へ行けばよいと思いますし、中学校の間に成長しきらない子だってたくさんいます。
高校受験で最難関校を目指せる子は、こう言っちゃあ元も子もない感じはするのですが、周りに比べて精神年齢は高めだと思います。
成長というのは人それぞれに違います。
速い子も遅い子もいます。
それが小学校の間はかなり顕著に見受けられ
中学校になってだんだん均一になってきているように見えて、でもやっぱり個人差は結構大きくて
そして、高校3年間、大学4年間を経るとなんとなーく、あ、みんな一様に同じような精神年齢になるんだなというように見えます。
そして、人には向き不向きがある。
トップ校へ行って、仮にそこで最後尾になってしまったとしても、そこで張り合っていくことで伸びるタイプ
ちょっと自分のレベルより下げたところである程度余裕をもって立ち振る舞った方がよいタイプ
高校生になってからすごーく伸びる子もいる。
いろいろです。
難関校に行けば、その分勉強は大変。
周りのレベルも高い。
そういう人たちと触れ合うことは、いい刺激にはなると思うけれど、潰れてしまっては意味がない。
最難関へ行くために勉強して潰れてしまっても意味がない。
あるいは、最難関校へ行くことを目的にしてしまっているようでも意味がない。
こんなこと言うと批判されそうだけれども、正直、この子はやめといた方がいいんじゃないかなぁ…という子もいます。
だからと言って、「やめといた方がいいよ」と言ってしまうのもどうなのかな? と思うのだけれども。
私は、本人がやりたいというのなら止めはしないけれど、他の指導者のみなさんはどうしているのかな?