今年、尋常じゃない受験者平均点となった明大明治の数学
くわしくはこちらの記事
もう一度解きなおし、ちゃんと分析。
エグイですね。
大問一から厄介で手間のかかる問題が多く、相当時間を食われることでしょう。
そして大問二。ここが事件。
明大明治てきには割と頻出の問題ジャンルではあるのですが、これが重たい。
下手を打つと四次方程式になってしまったりします。
高校範疇の問題です。
昔から私大附属はグレーゾーンの問題を出してきていますから、文句を言うつもりはありませんが。
大問三は明大明治頻出の図形の問題。
ここはちゃんととらないといけません。
大問四も比較的やりやすいですが、ちょっと手間がかかる。
この時点でほとんど時間は残っていないでしょうから、焦ってミスをしそうです。
大問五は関数で文字なだけですが、ルートは絡むし文字だし、なかなか手間がかかる。
落ち着いて処理をしないとここもミスをしそう。
そもそも、このレベルの問題だと、数学が苦手だと手も足も出ないかもしれません。
総評としては
大問3,4で点を固めないと終了といったところでしょうか。
そして、大問一、五でいくつ持ってこられるか。
こういう勝負だったのではないかと思います。
時間もかなり厳しい。
数学が得意な人でも爆死した可能性が高い年です。
流石明大明治。
一問一問をよく観察すれば、どうにもならないというわけでは決してないのですが
入試当日にこの問題を苦労なく解き切れる人はほとんどいないでしょう。
全体としてはとてもいい問題だと私は思いました。