娘の病気「拡張型心筋症」は
心臓の収縮する力が弱くなり、血液を全身に供給できなくなる病気です。
その為、心臓の筋肉は薄くなり、肥大していきます。
一度悪くなると、治ることは基本無く、
心臓移植が適用になる患者の約80%がこの病気で、
家族内遺伝があることも特徴の1つです。
娘の病気が見つかったとき、順調にいけば、年単位の入院生活に入るし、一応私達の検査もしておこうか。
ということで、近くの循環器内科で心臓の検査を受けることに。
採血、心エコー、心電図の検査を受けて、翌週結果を聞きに行きます。
先生の口から
「母親の方は大丈夫そうですが、父親の方の心臓の動きが少し弱く、少し大きいようです。同じ病気の可能性があります。」と
案の定、引っ掛かってしまいました。
病気が進行すると、症状として、息切れやむくみ、動悸や不整脈が出てきます。
ここ数年、健康診断では心電図がB判定ではあったものの、特に自覚症状はありません。
しかし、身内に思い当たる節もあり、もしかしたら。と考えていたので、あまり驚きはありませんでした。
娘と同じ大学病院に紹介を受け、24時間の心電図を記録する、ホルダー心電図と、心エコーなどの検査を改めて受けます。
その結果、やはり心臓には異常がありました。
診断書には「拡張型心筋症の疑い」
と書かれていました。
EFと呼ばれる、心臓からの血液の駆出率を表す数値が、正常だと55〜65%のところ、私の場合は47%とやや低め。心臓の機能が少し落ちています。
(娘は重症の為、15〜20%前後とかなり低い)
まだ疑いの段階ですが、
先生いわく、同じ病気の可能性は高いでしょうと。
そして、心臓に異常があるのは確かだと。
追加で行うMRIは予約が埋まっており、2ヶ月後に。
その後、心不全の薬を飲み始めるかどうか判断するそうです。
この病気は慢性進行性のため、いかに進行を遅らせるかが大事。
病気の進行は個人差が大きく、どのくらいのスピードで進行していくのか不明ですが、
すぐにどうこうって訳ではなさそうです多分。
自分が病気なのはしょうがない。
まぁなるようになるだろう。
何より残念なのは、おそらく私が病気を移してしまったということ。
娘と妻を巻き込んでしまったことが本当に申し訳ない。
娘の闘病生活は絶対に走り切るのだ。
健康で生きられることがどれほど有り難いことか。
まじ健康大事!