読了:息子が人を殺しました | 51歳おやじのホッと一息!!!

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バイクブログから、食べ物ブログに変わってきました。
C級グルメを綴りつつも、自由に書いております~。

昔から、犯罪もののドキュメンタリーに魅かれてしまいます。
事件を起こす、背景や心情を知ってみたくなるのです。
 
読んだあとは、あまりにも環境が違いすぎて戸惑うことが多いのですが。
きっかけは忘れてしまいましたが、加害者の家族に支援している著者の本を読んでみたくなりました。

息子が人を殺しました 著者:阿部 恭子

 

実話の数々を紹介しています。

多少、フィクションもあるんだろうけど、真実に近しいんでしょうね。

 

家族が加害者になった瞬間から、問答無用に浴びせられる非難は想像を絶していました。

その後、どうなったのかまでは記されていませんが、罪を背負い続けるしかないのですね。

 

終盤、著者の加害者家族を支援する経緯が書いてあります、

そこで、書かれていたことが、一番、強く心に残りました。

 

他人に対して「否定しない、批判しない、比較しない」。

 

身近で思い浮かぶ人がいて、絶対にやってはいけないだよな、と改めて振り返らせてくれました。

 

何も生まないし、相手を追い詰めるだけですよね。

 

重い本でしたが、大きな得るものがあった本でした。