おはようございます
4月13日(土)に開催された…
前編に続き…
(2024年5月15日アップ)
そして更に…
以上…
計4本をご紹介します
前編に続いて…
六皿目は…
「馬鈴薯」のことで、郡山市や南相馬市、いわき市が主な産地だそうです。
このかんぷらを皮のまま味噌や砂糖やみりんなどと炒めて作るのが「味噌かんぷら」。
馬鈴薯を生産している農家で、出荷できないほど小さな芋を家庭で食べるために考案されたアイデア料理で…
(前出の)古殿町など福島県の一部地域では、これを主食とする文化が根付いているそうです。
続いて…
会津若松市の高橋庄作酒造店が造る…
会津地方の中心都市・会津若松市
(人口11万2千人)には…
8軒もの酒蔵があります。
その意味は、「全て会津の米と水を使い、土地の人が、土地の手法で、酒造りに取り組むこと」を表しています。
こちらの会津娘は、冷酒だけでなく、燗酒でも頂きました
七皿目のお料理は…
取り分けると…
福島の日本酒も最後の1本
ということで…
可沼郡・会津坂下(あいづばんげ)町の曙(あけぼの)酒造が造る…
会津若松市と喜多方市に挟まれた河沼郡(人口2万人)。
その中核・会津坂下町
(人口1万4千人)には…
(徒歩15分圏内に)3軒の酒蔵が集まっています。
(その他の2軒はこちら)
蔵元の鈴木孝市(すずき こういち。1984年生れ。東京農大中退)さん。
平成23(2011)年に杜氏に就いた鈴木さんは…
仕込み ⇨ 搾り ⇨ 貯蔵を低温下で行い、じっくりと酒質を高めた結果、売上げは9年間で400石から1,200石(=一升瓶で12万本)に増加しました。
以上で、計6本の福島の日本酒を堪能しましたが…
更に(“地震つながり”ということで)用意したのが…
能登半島エリア(輪島市・珠洲市・能登町)には11軒の酒蔵がありますが…
今年1月1日に発生した能登半島地震では…
11蔵全てが被災しました
その中から、珠洲(すず)市にある…
宗玄酒造の日本酒が手に入ったのです
石川の日本酒を求めて訪れた先は…
東京駅八重洲口から徒歩4分の場所にある…
銀座にあった「いしかわ百万石物語・江戸本店」
が閉店し…
今年3月9日、八重洲にオープンしたばかりのアンテナショップです。
更には…
ビール、日本酒、ソフトクリームまで
そこで購入したのが…
加えて…「石川の日本酒」については…
のブログもどうぞ
(前編:2020年12月16日アップ)
(後編:2020年12月18日アップ)
ということで…
石川県珠洲市の宗玄酒造が造る…
能登半島の先端に位置する珠洲市
(人口1万2千人)にある…
酒蔵は2軒のみです。
(もう1軒は、酒銘「大慶(たいけい)」の櫻田酒造)
「能登杜氏発祥の蔵」として知られる中堅蔵(3,000石=一升瓶で30万本)でしたが…
能登半島地震によって…
冷蔵していた日本酒の瓶が半数以上割れたほか、裏山の土砂が酒蔵に流れ込み、酒の貯蔵タンクが傾くなどの…
被害が出ました
こうした中…
酒蔵で溜めていた水や、被害を免れた醪(もろみ)を使って酒造りを開始
宗玄酒造さんのご尽力に敬意を表しつつ…
そして…
石川県小松市の農口尚彦研究所が造る…
石川県南部に位置する小松市
(人口10万4千人) には…
杜氏の世界では「能登四天王」
の一人と称される…
「現代の名工」、農口尚彦(のぐちなおひこ、1932年生れ、91歳)さん が…
農口さんには…
「日本酒セミナー」の旅行でお会いしているのです
ということで…
農口さんの益々のご活躍を祈念して…
お料理も終盤に入ります
それが…
取り分けると
そして…
取り分けると
以上で、全ての日本酒とお料理が出揃いました
ということで…
〆は、恒例の…
おおよその大島櫻子さん
今回のテーマ「福島・石川」に相応しいお料理の数々を…
今日の一句です。
ではでは
唎酒師・ろっきぃがお送りしました