こんにちは
少しバタバタしていて、久々のブログ更新となりました
今回は、6月9日(水)に開かれたN田邸での…
「シャンパーニュの夕べ」
の模様をお送りします
今回の目玉
今回は、シャンパーニュ(フランスを代表する発泡酒)とカヴァ(スペインを代表する発泡酒)を比較するというチャンスに恵まれました
そして…
五反田の老舗鶏肉専門店の蒸し鶏をいただくという体験もご紹介
そして、そして…
マスクメロンに白ワインを掛けていただくという体験もご紹介します
こちらが今回のシャンパーニュ
Champagne Philippe Cherel Blanc de Blanc
まずは…
乾杯~
いつものお仲間です
今回のシャンパーニュをご説明しましょう
Champagne Philippe Cherel Blanc de Blanc
(シャンパーニュ フィリップ・シェレル ブラン・ド・ブラン)
シャンパーニュの醸造期間に関して、フランスのワイン法では「15ヶ月以上」と定められていますが、このシャンパーニュは「36ヶ月熟成」を行っており、その結果…
よりきめ細やかな泡を
楽しむことができます
【シャンパーニュ地方の地理】
シャンパーニュ地方は、フランスの首都パリの東方約130㎞の所にあります
【生産者の呼称】
一般的にワイン生産者のことをワイナリー(winery)と呼びますが…
シャンパーニュ地方ではメゾン(maison、仏語で“家”や“建物”の意)とかシャンパーニュ・ハウス(champagne house)と呼んでいます。
【生産者の数】
シャンパーニュの生産者数は100以上と言われています。
このほかに、ヴィニュロン(vignerons)と呼ばれるブドウ栽培専業の組織が19,000もあります。(出典:Wikipedia)
世界遺産にも登録されているシャンパーニュ地方
この夜も、手料理が満載
まずは、最初の二品をご紹介しましょう
生ハム(クラテッロ・ディ・ズィベッロ)
(前回のN田邸でも提供した)この生ハムは、知る人ぞ知るイタリア食材(生ハム、パテ、チーズ、パスタなど)の店「ピアッティ」(Piatti)の商品です。
オーナーの岡田浩司さん(イタリア食材のパイオニアの一人)
クラテッロは、肉質の柔らかい豚の臀部(でんぶ)のみを使うそうです
エミリア・ロマーニャ州パルマのクラテッロを輸入(岡田浩司氏)
野菜サラダ
色とりどりのパプリカが塩味の利いたクラテッロと良く合います
(N田家ご提供の)シャンパーニュに続く発泡酒として、ともちゃんが持参してくださったのが…
スペインの…
Vallformosa Cava MVSA Brut NV
(ヴァルフォルモッサ カヴァ ムッサ ブリュット NV)
このカヴァについて、簡単にご説明します
ヴァルフォルモッサは、スペインのバルセロナの西方約60㎞の所にあります
ワイナリーは、地中海の西方、バレアス海に面した
カタルーニャ地方に位置しています
1865年創業の老舗ワイナリーで、現在のオーナーは4代目です
ドメネク・ファミリー
ブドウ品種は「マカベオ」
18ヶ月の熟成期間を経て出荷されます。
熟した果実のコクと酸味のバランスが絶妙で、後味にまろやかさが残るドライな口当たりのスパークリングワインでした
ワイナリーの前に広がるブドウ畑
ポテト・サラダ
N田さんお手製の逸品です
Brillat Savarin
(ブリア・サヴァラン)
とてもミルキーなチーズ、「ブリア・サヴァラン」
このチーズを造ったのは、ロドルフ・ムニエ氏。
チーズの本場フランスには「チーズ熟成士」という職業があります。
そのなかでも、フランス政府から「フランス国家最優秀職人」(Meilleur Ouvrier de France=MOF)の称号を与えられた人物です
ロドルフ・ムニエ氏とMOF
今回の白ワインをご説明しましょう
La Petite Perrière Sauvignon Blanc
(ラ・プティ・ペリエール ソーヴィニヨン・ブラン)
なんと、この白ワインを…
熟したマスクメロンに注ぐのです
白ワインをメロンに注ぐ
その前に、今回の白ワインについて、簡単にご説明します
こちらのワイナリーはフランス西部のロワール地方にあります
パリから南南東に約200㎞ほど行ったところにあります
ロワール地方については、次のブログをご覧ください。
バーチャルの「古城巡り」も楽しめますよ :
青リンゴのような爽やかな香りとピュアな酸味が特徴
パリから南南東に約200㎞ほど行ったところにあります
さぁ、いよいよ…
ショータイムです
ソーヴィニヨン・ブラン種の白ワインを溢れるまで注ぎます
初めての経験でしたので、半信半疑で口に運んでみると…
豪快に…いただきま~す
おおおおお~っ
メロンの甘みと白ワインのフルーティさが相乗効果を醸し出し…
予想をはるかに超える美味しさ
そのうち…
全ての果肉をすくって食べ、すくって食べ…
ペラペラになった皮にこびりついている果肉を削って…
さらに、皮に残った果汁を搾って…
その成果が、こちらです
お皿いっぱいの果汁は、まさに冷製スープ
高級フレンチにも引けをとらない…
美しい透明感…
深みのある味わい…
最も印象に残った料理でした
さらに、豪華メニューは続きます
蒸しむね鶏
ともちゃん特製マスタードソースがけ
この鶏肉が手に入る店は、JR五反田駅から徒歩3分の所にある…
鶏肉専門店 信濃屋です
信濃屋の店頭(画像出典:「東急線 いい街」ほか)
信濃屋さんは創業70年以上の鶏肉専門店で、その評判は相当のもの。
それであれながら、地元に愛される普通のお店で、お値段もスーパー並みです
続いては、赤ワインの…
Collezione Cinquanta
(コッレツィオーネ・チンクアンタ)
創業50周年(2012年)を記念して販売開始となった赤ワインで…
「Collezione」は「コレクション」を、「Cinquanta」は「50周年」を意味しています。
それでは…
乾杯~
ブラックベリーやプルーンのような果実味
スパイスやバニラのアクセント
滑らかで長い余韻を楽しむことができました
ここで、この赤ワインについて、簡単にご説明します
イタリア半島の“踵”(かかと)に位置するプーリア州
1962年創業のサン・マルツィアーノ社は、「プーリア州の土地の風土で育てられた完熟ブドウで、新鮮な果実味をしっかりと表現すること」を哲学としています。
創業当時のブドウ畑
ブドウ品種はプリミティーヴォ:50%、ネグロアマーロ:50%です。
赤ワインに合わせたメインの一皿目は…
アンチョビ・ビザ
用賀駅(新玉川線)そばの「オーケー 新用賀店」で売っている、とてもコスパの良い「ブルーチーズと4種のチーズピザ」をベースとして…
これに追加のチーズをかけて…
缶詰のアンチョビを加えて焼くと…
超ウマ~い
続いて、メインの二皿目は…
お子様大好きハンバーグ
お肉は、仙川駅(京王線)そばの「クイーンズ伊勢丹 仙川店」で購入したもので、「お子様大好き」と謳ってあるとおり、甘口仕込みでした
デミグラスソースは、まっちゃんお手製です。
デザートは…
ひとくち煉羊羹
榮太樓といえば、日本橋に本店を構える、文政元(1818)年創業の和菓子の老舗。
北海道産小豆を使った滑らかな食感でした
控えめの甘みが絶妙です
こうして「月例 シャンパーニュの会」はめでたくお開きとなり…
次回からは、少し趣を変えて「月例 赤ワインの会」で続けましょうということになりました
次回も楽しみです
今日の一句です
ではでは
ろっきぃがお送りしました