10月10日は特別な日♪(アビナヤさんの…)【前篇】 | ろっきぃのお酒ブログ

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ワナカム王様

(そうです南インドのチェンナイで公用語となっているタミール語で、「こんにちは」ですQueenly

私には、4月に社会人になったばかりの一人息子がおり、10月31日で24歳になりますQueenly

そして、まったく偶然に、私の会社の経理・総務担当の女性、アビナヤさん(もう何回もご紹介していますね)は、息子と同じ年

しかも生まれ月まで同じなんです

そして今週の水曜日(10/10)は彼女の誕生日

日頃アビナヤさんから、「サーは、私のお父さんです」と言われていて、しかも、息子と同じ年のアビナヤさんですから、彼女の誕生日を盛大にお祝してあげることにしましたQueenly

それも2日間に亘る大饗宴を企画Queenly

今回は、アビナヤさんの誕生祝いの模様を(2回に分けて)書き記しておきましょうQueenlyGOOD

 

    


1.前日(10/9)の昼食

まずは誕生日前日の模様から

この日のお昼は、私の手作りの日本料理を振る舞いました

アビナヤさんが自宅で作ってきたお料理も併せて、運転手兼庶務担当のラメッシュさんと三人での楽しい昼食会の始まりです

インド料理日本料理コラボレーション

 

私が作ったのは、名古屋市の超有名店、山本屋本店の「味噌煮込みうどん

(山本屋本店さんのHPよりお借りしました)


この乾麺は、今年の夏休みに、ちょうど名古屋で研修中の息子に会いにいったときに買ったもの。

チェンナイに持ち帰り大切にとっておいたのですが、アビナヤさんの誕生日前祝いということで、大盤振る舞いしちゃいましたQueenly

長ネギは、よく探せばチェンナイでも売っています

生玉子は、「本当は半熟で」いただきたいのですが、サルモネラ菌が怖いのでじっくりと煮込みました

鶏肉蒲鉾は残念ながら省略ですQueenly

海外にいると、ときどき無性に味噌味が恋しくなります

私にとっては、特に「赤味噌

山本屋本店さんの味噌は、赤味噌を主体とし、さらに白味噌とその他2種類の味噌を加え、そこににザラメを独特の製法で混ぜ込んであるそうで、その味わいは、他では真似ができないほどQueenly
(でも、初めてこれを食べたインド人には、この絶妙な味わいが理解できただろうか。。。)

一方のアビナヤさんが持参したのは、彼女手作りの「ターメリックライス焼きそば

ちなみに、ターメリックはカレー類には欠かせないスパイスの一つです。(日本では、主にカレーの色づけに使われます)

 


アビナヤさんが作ったターメリックライスは、少しピリカラで、数種類のナッツも混ぜ込まれていました

後からガツンと辛味が口中に広がりますQueenly

お米は、インドで普通に食されるパラパラのインディカ米よりも短粒で、日本のジャポニカ米のように少し粘り気もありました

ラメッシュさんには、自宅から「チリパウダー」(一味唐辛子)を持ってきてもらいました
(一番得したのはラメッシュさんかも)

 

 

インドの人たちにとって、チリパウダーとチリソースは欠かせません。

特に繊細な味わいの日本料理を初めて食べるインド人は、「味がしない」とか「インパクトがない」といった感想を持つようです

ですから、インド人に日本料理を振る舞うときには、チリパウダーやチリソースを用意しておいた方が無難だと思います。

もっとも、うどんや蕎麦の場合は、日本人でも唐辛子を振りかけて食べるのですから、まったく違和感はありませんがねQueenly

そして何よりも重要なことは…

彼らは箸を使ったことがありませんから…
 

フォークを用意してあげましょう

 

神妙な顔つきで、味噌仕立ての汁をすするアビナヤさんSAYUセレブスタイル2


概して好評のうちに、最初の誕生日祝いはめでたく終了しましたQueenly
 

カレーうどん カレーうどん カレーうどん カレーうどん カレーうどん


2.前日(10/9)の夜

たまたまこの夜は、在チェンナイ日本総領事館主催のミュージカル・オペラ「ピノッキオ」のチェンナイ公演の日

そこで、夜7時から始まるこのミュージカル・オペラに行くことにくるま

 

作曲は、萩京子さん(当日も同行)

 

キツネとネコから甘い誘いを受けるピノッキオ

 

「おもちゃの国」で堕落していくピノッキオ


素晴らしい公演でしたQueenly

アビナヤさんもラメッシュさんも、すっかり感動して、少しコーフン気味

そして…

劇場を出たところに、出演者の方たちが並んでいるではありませんか

いつもは物静かなアビナヤさんですが、ピノッキオを見つけて大はしゃぎ

 

ピノッキオ役の佐藤久司さんと

 

ゼペットじいさん役の佐藤敏之さんと


この他にも岡原真弓さん、太田まりさん、湯田亜希さん(ピアノ)からも、親しく声をかけていただきました。

こんにゃく座の皆さんの素晴らしい演技と演奏に、心から感謝、感謝です

3.前日の夕食

素晴らしいミュージカル・オペラを見終わり、大満足の我々3人

時計を見ると夜の9時です

インドの人々にとって、午後9時は夕食タイム

観劇にお誘いしたインドの銀行のお兄ちゃんも誘い、彼オススメのインド料理店に行くことにしました

車で15分ほど走ったところに、目指すお店はありましたくるま

 

ポンヌサミー・ホテル」は地元で人気のインド料理店


ホテルと言っても、レストランです。(中国で「飯店」と言っても「ホテル」なのと、まったく逆ですねQueenly

こちらのレストランは、エアコン完備。しかもベジタリアンもノンベジタリアンも揃っています。

まずは、スープから

 

スィートコーン・チキンスープ


インド人の三大好物スープといえば、①スィートコーン、②トマト、そして③ホット・アンド・サワーです。

ホット・アンド・サワーは、中華料理の酢辣湯(スーラータン)に似たピリ辛味ですが、クセになってしまうほど美味しいんです。

この夜にいただいたスィートコーン・チキンスープは、粒々コーンと割いた鶏肉が入ったスープに、玉子が溶かし込んであります。

トロっとした食感で、中華料理に出てきてもおかしくありません。グー

 

ゴビ・マンチュリアン(Gobi Manchurian)


ゴビとは「カリフラワー」のこと。マンチュリアンは、私の推測では「満州風」を意味するのでしょう。中華風インド料理として、インド全体に定着しています。

多少ピリ辛で、ご飯類の副菜として、私の好物の一つでもあります

 

料理は、各々バナナの葉っぱの上に取り分けて

 

チキン・ビリヤニ(Chicken Biriyani)


私が最も好きなチキン・ビリヤニ(ブリヤニともいう)は、ひと言でいえばインド風鶏釜めし

一人前でも、ゆうに2人分はあります。4人なので二人前を注文。

一人前のビリアニ(釜めし)の中には、どこのお店でも、大きなチキンと固ゆでの玉子が1個ずつ入っています。

これも例外なくピリ辛味で、ドライカレーのようなニュアンスもあります

 

エッグ・マサラ(Egg Masala)


インドの人たちも茹で卵は好物の一つ。二人前のブリヤニですから、茹で卵は2つ。そこで頼んだのが、このエッグ・マサラ(玉子カレー)です

この組合せは、みんなが茹で卵を食べられるようにと考え出した、私の注文法です

 

パロタ(Parota)

パロタは、インドのパンの一種です。

日本ではナンが有名ですが、インド各地では恐らく10種類以上のパンが食べられます。特に南インドでは、ナンよりもパロタが好まれているようです。

パロタの味は、これもひと言でいえばクレープそのもので、料理に浸したり、料理を乗せたり…。

ただ、いくらでも入ってしまうので、食べ過ぎには要注意です

 


デザートは、ウォーターメロン・ジュース

スイカを絞っただけなのシンプルなジュースですが、東南アジアでは広く飲まれており、天然の甘味が口中をスッキリとさせてくれます

日本でもスイカはポピュラーなフルーツですから、スイカジュースがもっと流行ってもいいのにねQueenly

 

会計のときに出てくるマウス・フレッシュ類(口直し)

インド料理店では、必ずと言ってよいほど、上の写真のような口直しが出てきます

少し見にくいのですが、お皿の左上にあるものは、パン(Pan)と言われる口直しです。

これを拡大すると、こんなふうになっています。

 


香りのある葉でくるまれていて ⇒ 中はドライフルーツやフェンネル・シードなど

店によってパンの中身は異なりますが、最初は「ん?」と思っていても、慣れてくると、口の中がさっぱりするので、ついつい食べてしまいます。

 

アイスティー アイスティー アイスティー アイスティー アイスティー


おっと文字数制限が近づいてきたようですQueenly

今回は、前日の模様にとどめ、10/10の誕生日当日のことは、次回にお届けしましょう

ではではQueenly

ろっきぃ

 

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