好吃！中華 vol.2 【東京都世田谷区『北京飯店 上町店』】

かねてより私の持論は；

「中華料理は１～３人よりも４～６人の方が美味い」

であります（世の中に影響を与えるほどの持論ではありませんが）

その根拠は、１～３人では注文する皿数が限られるので、“量”の満足感（＝お腹いっぱい）にとどまってしまうと考えるからです。
（元来私は、「少しずつでもいいから、色々な種類の料理を食べたい」という、食い意地の張った人間です、はい）

だからといって、いつも４人以上という訳にはいきませんし、１人や２～３人の少人数で行くことだって「普通にあり」です。

最近２回ほどそんな機会があったので、少人数でも満足できる中華料理の皿数について規則性はないかと考えるようになりました（法則と呼べるほど大ごとではありませんが）

寝る間も惜しんで熟考し、ついに“少人数で満足できる中華料理皿数の法則”を導き出しました

それは次の数式で表されます

適正注文皿数＝２ｎ－１（ｎ＝人数）

【但し、前菜とデザートの皿数は対象外とします】

早速、実際に注文した料理を眺めながら、検証して参りましょう

【ケースⅠ：２人の場合】（＝私＋大学４年の息子）
注文した料理：①煎餃（焼き餃子）、②棒棒鶏冷麺、③鶏肉炒飯

①
（５個で５２０円とちょっと高めのところ、半額デーだったため迷わず注文）

②
（残暑が続いていたため、息子が注文。濃厚な味噌が「旨しっ」）

③
（炒飯好きの私が「たまには鶏肉で」ということで注文。「いいねっ」）

数式に代入すると２×２人－１＝３皿。法則通りとなりました

【ケースⅡ：３人の場合】（＝私＋大学４年の息子＋息子の友人）
注文した料理：①皮蛋豆腐（ピータン豆腐）、②水餃子、③煎餃（焼き餃子）、④糖酢団子（鶏団子の甘酢かけ）、⑤蝦仁炒麺（海老焼きそば）、⑥蟹生菜炒飯（蟹レタス炒飯）、⑦霊芝薬草ゼリーとバニラアイス

①
（息子と私の好物。“前菜”ですので計算上は対象外となります）

②
（この日は水餃子が半額デーだったため迷わず注文）

③
（やはり焼き餃子は外せません）

④
（日替わりサービスメニューの一つ。酢豚の鶏肉団子版でした。正解）

⑤
（塩味の焼きそばは、旨味が溢れています。美味しい）

⑥
（１０種類もある炒飯メニューの中で、わが家のイチオシ。最高）

⑦
（仙草ゼリーとバニラアイスは相性抜群。“デザート”ゆえ、計算上は対象外です）

以上の通り、全部で７皿から前菜とデザートを除くと、５皿食べたことになります。

数式に当てはめると２×３人－１＝５皿になりますので、このケースも法則通りの結果です

以上の通り、どちらのケースも満腹感は十分にあり、品数的にも不満は出ませんでした。

そして何よりも、いずれのケースも少人数で中華料理を注文するときの法則に合致したのです

いかがでしょう（検証内容は決して“やらせ”ではありません）

今後少人数で中華料理屋さんに行ったときの参考にして頂ければ幸いです


さて今宵ご紹介した中華料理の数々。

すごく美味しそうだとは思いませんか

そうなんです。中華料理大好き人間の私が、住まいのある世田谷区内の中華料理店を食べ歩いた結果、ベスト３にランクインしたのがこの北京飯店 上町店なのです

念のために申し添えますと、世田谷区内には有名な高級中華料理店がたくさんあります。一方、北京飯店 上町店は有名でも高級でもありません。しかし、“Ｂ級グルメ”（＝普段使い）という私のブログの基本に立ったとき、この店は最高位に位置するのです

最近少し値上げして、私のもう一つの持論である「味・値段・サービス」という“料理店成功のための三要素”からは少し外れ気味ではありますが、味が際立っているので十分に許容範囲です。

料理のバリエーション（品揃え）についても申し分ありません

その証がこのお店のメニューです。

ご覧ください。これで約半分です。

　

毎日必ず一品を半額デーとして提供してくれるのも高評価の一つ

毎日必ずサービスメニューを二品掲げてくれるのも高評価の一つ

各テーブルに冷たいお茶のポットが置いてあって、気兼ねなく飲めるのも高評価の一つ

注文したあとは中国語が飛び交い、異国情緒を感じるのも高評価の一つ

スタンプカードが用意されていて、全部貯めると１，０００円引いてくれるのも高評価の一つ

私はこの店から“待ちの姿勢”ではなく、決して嫌味を感じない極めて自然な“攻めの姿勢”を感じるのです

今日のおまけ

運転は息子に任せたので、今回は安心して飲めました、生ビール

酒類を頼むと必ず出てくるのが、画像右側に写っている搾菜（ザーサイ）。

これがまた酒のつまみにぴったりなんだわ


北京飯店 上町店は、いつ行っても、何を食べてもです

ろっきぃ

よろしければ