第1回の記事、前回の記事は下のリンクからどうぞ音譜

調査日:2024(令和6)年7月13日(土)

 前日は北陸新幹線を敦賀まで走破し、敦賀や熊川宿で観光しつつ、小浜線で舞鶴まで進んで1泊しました。この日の朝も早起きし、朝食をとって出発。

 西舞鶴駅に停車していた287系(回送)や京都丹後鉄道の車両を見ながら待っていると、舞鶴線の電車がやってきました。

 

舞鶴線・山陰本線 324M <福知山> クモハ223-5513  西舞鶴7:29→福知山8:09(8:06)

 

 東舞鶴始発のこの列車は、既に多くの乗客を乗せていました。西舞鶴で降りる人も一定数いましたが、それ以上に多くの人が乗り込んでいきます。その大半は中高生でした。

 西舞鶴を出発してすぐ、右手に京都丹後鉄道の留置線が見えるのですが、そこにはKTR001形(タンゴディスカバリー)とキハ85改めKTR8500形がいましたびっくり

 それにしても、KTR001形、こんなボロボロだと臨時列車の運用にも就けないような…これからどうするんでしょうか。

 

 西舞鶴を出ると、列車は山の中へと分け入ります。次の真倉(まなくら)では対向列車と行き違いをするのですが、対向列車遅れにより5分遅れで発車となりました。対向の東舞鶴行きはそこまで混んでいませんでした。

 山を抜けて綾部市へ入ると、少し景色が開けてきます。由良川を渡ると綾部市の中心地に入り、綾部駅到着。ちょうど向かい側に特急「きのさき」6号京都行きが停車しており、スムーズに特急へ乗り換えられるようになっていました。綾部で少し下りていったものの、車内は依然として混んでいます。

 3連休初日と言っても土曜だったので、私立高校の生徒さんは普通に登校日のようでした。また、部活の練習や試合に出向くっぽい生徒さんもいました。

 綾部からは山陰本線へ入ります。綾部~福知山間は線形がよく、スピードを出して走ります。田園風景の中をひた走り、高架を上がっていくと右手に福知山城が見え、福知山駅へ到着です。

 福知山駅は、山陰本線・福知山線・京都丹後鉄道宮福線の3路線が乗り入れています。こちらが到着して少しした後、宮福線のホームに列車が入線してきました。お、あれは…びっくり

 なんとキハ85系改め、KTR8500形がやってきました!!JR東海の特急型車両だったキハ85系は、特急「ひだ」「南紀」で活躍しましたが、「ひだ」「南紀」については、後進のHC85系に置き換えられ、運用から退いています。そこで昨年、京都丹後鉄道がキハ85を2編成購入し、今年3月のダイヤ改正から土休日の特急「たんごリレー」を中心とした運用に就いています。

 でもまさか、キハ85にここで会えるとは思わなかった…思わぬ出会いに驚いたのでした(続く)