調査日:2024(令和6)年7月12日(金)

 

第1回及び前回記事はこちら♪

 北陸新幹線を走破し、敦賀を観光した私は、敦賀駅から小浜線に乗り込みます。が…

 どうやら、倒木があったようで、小浜~東舞鶴間で運転を見合わせているようす…あせるとりあえず、次の東舞鶴行きは時刻通り発車するようなので、とりあえず乗ることにします。

 

 小浜線 936M  <東舞鶴> クモハ125-1  敦賀14:18→上中15:15

 

 敦賀を出発すると、敦賀市街の南を回り込みながら標高を上げていきます。

 山を抜けて美浜町へ入ると、田んぼの向こうに海が見えてきます。

 美浜駅を過ぎ、いったん海から離れると、時折三方五湖が見えます。

 途中の気山駅からは高校生が多く乗り込んできました。美方高校が近隣にあり、その生徒さんでした。車内が少し賑わったところで、私は上中駅で下車します。乗ってきた列車は上中駅でしばらく運転を見合わせるとのアナウンスが入りました。

 もともと上中で途中下車する予定で降りた私は、バスに乗り換えます。

 

西日本JRバス若江線 <近江今津> 上中15:17(15:15)→道の駅若狭熊川宿15:26(15:24)

 

 時刻表上では上中駅での乗り換え時間は0分なので乗換できないのですが、バスが2分遅れていたので絶妙なタイミングで乗り継ぐことができました。ラッキー♪爆  笑

 このバスは、小浜と近江今津を結ぶバスで、近江今津駅では湖西線の新快速とスムーズに乗り継げるようにダイヤが組まれています。そのため、京阪神~小浜・上中間の最速ルートの一翼を担っています。

 バスに10分ほど揺られ、熊川宿到着。福井県側最後(最初)の集落であり、あと1kmほど行くと滋賀県です。

 熊川宿は、小浜と京都を結ぶ鯖街道の宿場町の一つです。その昔、日本海で採れたサバを京都へ運ぶために使われた道ということで、鯖街道という名前がついています。

 熊川宿は宿場町の景観が保たれており、風情ある眺めが広がります。

 鯖街道を京都、もしくは小浜から歩いてきてここに着いたら、もっと違った感動があるのかもな、とも思いました。さすがに鯖街道は全部歩けませんが、街道歩きをやっている身としてはつい思ってしまいました。

 1時間ほど熊川宿を堪能し、バスで戻ります。

 

西日本JRバス若江線 <小浜> 道の駅若狭熊川宿16:13→小浜駅16:45

 

 当初は行きと同様に上中駅へ戻り、上中駅からJR小浜線に乗りなおす予定でしたが、依然として小浜線が運転見合わせだったので、とりあえずこのバスで小浜まで進むことにしました。上中駅には、私が敦賀から乗ってきた車両が停車したままでした。

 上中で6,7人乗ってきました。恐らく小浜線が止まってしまったのでバスで迂回することにしたのでしょう。国道27号線をひた走り、30分ほどで小浜に到着。

 小浜から東舞鶴へ向かう列車が仕立てられていないかと、一縷の望みを持って小浜まで来たものの…

 東舞鶴方面行きの列車は運休中とのことでしたショボーン小浜駅について程なくして、小浜線は運転を再開したのですが、次の東舞鶴行きの列車はまだ敦賀駅にいるとのこと。しかも20分ほど遅れるそうで…

 まぁ、打つ手はないのでおとなしく駅で待ちます。駅の中は待合室が整備されていて、よかったです。下校中の高校生が多数足止めされていて、音楽を聴いたり、スマホを見たり、勉強をしたりと、思い思いに過ごしていました。

 

小浜線 940M  <東舞鶴> クモハ125-2  小浜18:13(17:58)→東舞鶴19:07(18:46)

 

 1時間半ほど小浜で待って、ようやく先へ進むことができました。やってきた東舞鶴行きの列車は15分遅れで到着。小浜を出ると、再び海沿いを走っていきます。

 加斗付近では、海を間近に見ながら走ります。

 このタイミングで、JR西日本ローカル線名物(?)の25km/h徐行がかかります。ただ、眺めがよいのでよしです照れ

 列車に運休や遅れが出ていたこともあり、2両編成の列車は高校生を中心に混雑していました。それでも、若狭本郷、若狭和田、若狭高浜と停車していくにつれ、高校生はどんどん下りていきます。福井県側最後の駅、青郷で高校生は下車。若狭高浜から美方高校(気山)まで通っている方もおられました。片道1時間通学、なかなか大変だあせる

 トンネルを抜けると、京都府舞鶴市へ入ります。ようやく街が見えてくると線路が高架になり、そのまま東舞鶴に到着します。混雑で乗降に時間がかかり、行き違い待ちもあったことから、21分遅れでの到着でした。

 東舞鶴駅は小浜線と舞鶴線の境界駅で、1往復を除き全列車が東舞鶴で双方へ折り返します。次の列車まで30分以上あるので、駅周りだけささっと見ました。

 駅の南側には、平和堂系列の商業施設「エール」があり、飲食店もありましたが、食事をするほどの時間はないので、行くのを断念しました。

 

 舞鶴線 350M  <綾部> クハ222-5503  東舞鶴19:40→西舞鶴19:46

 

 この日のラストは舞鶴線です。1人2席確保できるくらいの混雑で東舞鶴を発車。またも山の中へ入ります。東舞鶴と西舞鶴は、どちらも舞鶴市の中心をなしていますが、両エリアは6kmほど離れています。

 再び街の中に入り、ようやく西舞鶴に到着。駅前のホテルにチェックインし、荷物を置いてすぐ外へ。昼はお刺身だったので、夜はこってりしたものを食べたいなーと思っていたら、カレー屋さんを発見。即決で入りました。

 そして、部屋に戻ってからは、熊川宿で購入した焼き鯖寿司を夜食でいただきました音譜

 とても脂がのっていて、うまみたっぷりでおいしかったです爆  笑やっぱり若狭に来たらサバですね音譜

 この日は朝早く出発し、翌朝も朝が早いので、22時過ぎには眠りにつきました(続く)