YN61G ハイラックス エンジン始動せず 前提解説 | Y&Y AUTO TECHNOLOGIES

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日常の出来事を順次アップします

お隣の会社が随分前に買ってきて

放置されていた

YN61G ハイラックス

一時一世を風靡しましたね

初年度 昭和61年/8月登録の37年前の車両

総走行距離170000kmオーバー エンジン 3Y-EU

 

 

買ってこられた当初は何とかエンジン掛かっていたみたいだが

ここ数か月の間にエンジンが掛からなくなったとの事

 

さあ 得意のトラブルシュートです

先に聞いていた情報だと

火花は飛んでいるからインジェクターの詰まりだと思うとのこと

 

まあ基本からやりましょう!

今まで掛かっていたという事だし

それから何か弄った形跡もないので

エンジン本体は除外して

原因を探っていきます

 

この時点で初期のEFIを簡単に説明すると

大まかに下の3つの部分がきちんと動けば

エンジンは掛かるはず

※もちろんOBDは存在せず、ダイアグノーシスコネクター

 

F/ポンプ制御

スターターが回るかエンジンが回転しないと

サーキットオープニングリレーはONしない

 

燃料制御

電圧制御と呼ばれる制御で2グループ噴射※図は6気筒

メインスイッチを介してレジスターインジェクターへ直電源

ECUでアースコントロールされる

 

点火制御

IIAと呼ばれるタイプでデスビ内部に

回転信号検出、イグナイター、点火コイルが内蔵されている

 

懐かしすぎて思い出せないくらいだったので

TCCSマニュアル見返しちゃいましたw

※このページの回路図はTCCSマニュアルからの引用です

 

という単純な回路なのだが、、、

どうなることやら

 

つづく