安物ドラレコ、まさかのバッテリー劣化センサーだった件
以前から、G’sに付けているドラレコの日付と時刻が少しずつ遅れるのが気になっていました。
最初に異変に気付いたのは2024年5月。
GPS付きの高級機ではなく、いわゆる普通の安いドラレコなので、時刻は本体内部の時計頼み。
となれば疑うのは当然、内部のバックアップバッテリーです。
分解してみると、案の定、内部のリチウムポリマーバッテリーは膨らんでいました。
「やっぱりお前か」
ということで、スペースの許す限り大きめのバルク品へ交換。
容量も増えたし、これで直るだろうと思っていました。 実際、交換後良くなりました。
ところが。
正直、完全には直らなかったんです。
しばらくすると、やっぱり時計が遅れてくる。
まあ安いドラレコだし、RTCの精度が悪いのかな。
そんな程度に考えて、そのまま約2年。
そして2026年8月。
今度はG’s本体のバッテリーを点検してみると、まさかのSOH 8%。
よくこれで普通にエンジン掛かってたな、という状態。旧バッテリーは60D23L。
交換履歴を確認すると、約4年前に交換されていました。
当然、始動性も電圧も問題なし。 そこまでは予想通り。
ところが、しばらくして別のことに気付きました。
ドラレコの時計が遅れない。 ん? あれ?
あの2年以上付き合っていた時計の遅れが、車両バッテリーを交換してから出ていない。
そして、ここで2024年のドラレコ修理(前出のところ)を思い出しました。
当時、内部バッテリーは実際に膨らんでいた。 だから内部バッテリーが劣化していたこと自体は間違いありません。 交換して少し改善したことからも、原因の一つだったのでしょう。
ただ、それだけでは完治しなかった。
そして今回、車両側のバッテリーを新品にしたら症状が消えた。となると考えられるのは、
ドラレコ内部バッテリーの劣化+車両バッテリーの劣化
この合わせ技だった可能性。 始動時などに車両電圧が大きく落ちる。
ドラレコ側の電源やRTC保持回路も不安定になる。 完全にリセットするほどではないものの、時計がわずかに止まったり、正常にカウントできない時間が積み重なる。
そんな状態だったのかもしれません。
もちろん2024年当時の車両バッテリーSOHを測っていないので、断定はできません。
ただ、このバッテリー。 交換から約2年しか経っていない2024年の時点で、すでにドラレコの時計へ影響する程度に弱り始めていたのだとしたら……どんなボロバッテリーだよwww。
そして今回、もう一つ面白いことに気付きました。
今どきの値段の良いドラレコなら、GPSで時刻を自動補正します。
つまり内部時計が多少ズレても、GPSから正しい時刻を受信して勝手に直してしまう。
もしG’sに高級GPSドラレコを付けていたら、今回の車両バッテリーとの因果関係には、おそらく気付けなかった。
高級ドラレコなら症状を隠してしまう。
安物ドラレコは何も補正せず、
「なんか電源おかしくない?」
と2年間ずっと訴えていたわけです。
結論。
安物ドラレコ、エライ
まさかドラレコの時計から、車両バッテリーの劣化を考えることになるとは思いませんでした。
そしてもう一つ。
エンジンが普通に掛かるからといって、バッテリーが正常とは限らない。
SOH 8%まで放置した整備屋本人が言うんだから、たぶん間違いありません。
……紺屋の白袴、再びorzwww


