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清多夢クラブ

ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 JR上野駅浅草口から西へ400mほど歩くと、下谷神社交差点(浅草通り)に至る。下谷神社(したやじんじゃ)は、東京都内で最古の稲荷神社とされる。都内には「稲荷町」という町名は消えている。但し、地下鉄銀座線「稲荷町駅」に、その名前が残っている。

 下谷は、上野に対する地形名でもある。稲荷神社は、創建が奈良時代730年で、上野忍ケ丘に祀られていたが、江戸・寛永4年に上野山下に移された。上野寛永寺が造られると、門前町(稲荷町)となり発展する。明治5年には、下谷神社となる。

 下谷神社は、「寄席発祥の地」ともされる。江戸時代、三笑亭可楽が神社境内で初めて寄席を開いたことから。一方、「龍の絵画」がある神社としても知られている。上野近くに住んでいた横山大観の天井絵が社殿に飾られている。大観には、無料で寄贈した代わりに、お酒を無心したとの話が残っている。
 

写真1 浅草通りの下谷神社大鳥居。

 

写真2 第二鳥居と神門。

 

写真3 花手水と寄席発祥の碑。

 

写真4 下谷神社社殿と龍の天井絵。

 

写真5 手水の裏手にある隆栄稲荷神社。

 

写真6 近くの台区役所の食堂でランチする。

 江戸川に架かる玉葉橋を渡り右岸土手から富士山を眺める。仄かに紅色に染まった朝富士。富士山の南側手前に伸びる丹沢山地も見えた。

 右岸土手から秩父山地から群馬県南西部に位置する妙義山が見えた。武甲山は、石灰岩を産出する標高1304mの山。妙義山は、上毛三山の一つで、日本三大奇景の山(1104 m)。武甲山の奥のほうに、白く見やる山は、南八ヶ岳連峰の一部のようだ。

 富士山南斜面の積雪量は多くない。白く見えるが、アイスバーン状態と思われる。危険な冬の富士山を単独登山する人がいた。1月中旬、八合目付近で負傷して動けなくなった外国人がいた。ルールを守らない一人のために、10名近くの山岳救助隊員が登り救出した。罰金や迷惑料の規定はあるのだろうか・・。
 

写真1 江戸川右岸土手の富士見景。

 

写真2 冬の朝富士。

 

写真3 リユース展望台と富士山。

 

写真4 秩父山地を遠望。

 

写真5 玉葉橋から富士見景。

 

写真6 江戸川の水鏡。

 韓国の最南端に佇む済州島(チェジュトウ)。島の北側に済州港国際旅客ターミナルの岸壁に、10時接岸する。港内を荒波から守る防波堤葉は、天端道路が設けられ2階建構造になっている。国際旅客ターミナルは、約10年かけて2023年に竣工した新しい施設。ふ頭が9つある港町。

 済州島は、180万年前に噴火したハルラサン(漢拏山)が造った島とされる。火山でてきた島の風景、ポコン、ポコンとお椀を伏せたような丘があちらこちらあるのが特徴。オルム(側火山)と呼ばれ、島内に360個以上もあるという。島の北半分は、済州市という行政区になっている。中心街までシャトルバスが運行されるので利用することにする。

 下船した岸壁には、島の守り神と云われる「トルハルバン石像」(石のお爺さん)が出迎える、記念撮影スポットがある。ターミナル内では先ず、両替をすることになる。しかし自動両替機がうまく使えず、空港職員に助けてもらう。シャトルバスが混んでいたので、とりあえず近くのオルムを上ることにした。
 

写真1 火山の島 済州島に近づく。

 

写真2 済州市の町並みが見える。

 

写真3 防波堤内を進む。

 

写真4 接岸するターミナル岸壁をめざす。

 

写真5 済州港国際旅客ターミナルに着く。

 

写真6 岸壁の記念撮影スポット「トルハルバン石像」。

 隅田川の赤い吾妻橋から250mほど下流に、青色の駒形橋が架かっている。橋長150mの力強いソリッド・アーチ橋。やはり関東大震災復興事業として、昭和2年に完成した。都道463号・上野月島線を通す。2024年に、土木学会推奨土木遺産に登録された。江戸・明治時代には、「駒形の渡し」があった場所でもある。

 橋の名前は、橋西詰めに建つ駒形堂に由来する。浅草寺のご本尊である観音像が川から引き上げた地でもある。628年(推古天皇)の草堂を、天慶5年(628年)平公雅が建立したとされる。その後幾度も火災に遭うも再建される。現在のお堂は、平成15年に建てられる。

 江戸時代も駒形堂のすぐ前に、船着き場があり、上陸した人々は、このお堂(馬頭観音)にお参りして浅草寺に向かったという。また、歌川広重・名所江戸百景「駒形堂吾妻橋」には、お土産に紅(べに)を購入して吉原へ向かったという。
 

写真1 青いアーチの駒形橋。

 

写真2 駒形橋西詰のモニュメント等。

 

写真3 アーチ支柱と街路灯。

 

写真4 上流右岸から駒形橋を望む。

 

写真5 浅草寺の聖地に建つ駒形堂。

 

写真6 歌川広重「駒形堂吾妻橋」。

 朝早く目が覚めたので、明け方の暗いなか江戸川土手に上る。気温0度以下でも、風が弱いので寒く感じない。防寒着の中には、携行カイロを忍ばせている。2kmぐらい歩くと、少し汗ばむ。周りを観る。大型物流施設が白く輝いている姿は、クルーズ船を連想させる。遠くに越谷のリユース展望台の白い灯りも見えた。

 東の空に雲が広がっていたが、青藍(せいろん)色の筑波山が浮び上がっていた。空が明るくなるにしたがって、かすかな紅がかかった淡い青色に変化する。つくば山は、二つのピークがあり、船の形に見えなくもない。左側のピークは男体山、右側のピークが女体山(標高877m)。日本百名山のなかで、最も低い山でもある。

 寒中の総選挙期間、温いカイロが売れたことだろう。8日投開票日は、各地大雪に見舞われた。与党の議席は、目標の233議席をはるかに超えて、絶対多数の261議席を難なくクリア。野党の3倍の議席数となった。高市政権は、積極財政を強く推し進めるだろう。自民党としては、税金800億円の価値があった寒中選挙であった。
 

写真1 大型物流施設の白い灯り。

 

写真2 越谷リユース展望台の明かり。

 

写真3 青藍色の筑波山。

 

写真4 東の地平線から立ち上る雲。

 

写真5 紅碧色つくば山。

 

写真6 朝日を浴びる浅間山。