清多夢クラブ

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ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 東武野田線(アーバンパークライン)の踏切を彩る百日紅。3本の樹に沢山の赤い花が咲かせている。電車を通過する待ち時間に何気なく眺める。都心では観ることが少なった踏切。普通の街には、不便ではあるがまだまた存在し続けている。カンカンとの音が風景に溶け込む日常がある。

 柏-大宮間を運行する東武線電車には、濃い青+黄緑色の8500系の車両が主流。時折白い「牛乳パック電車」も通過する。更に「オレンジ+ベージュ」色に塗装した8000型も通過する。この色の風合いは、復刻車両で、昭和のレトロ感がある。

 夏の終りを飾るという白い「仙人草(せんにんそう)」が鉄道柵に絡まるよう咲いていた。仙人の長い髭と髪の毛を連想させることから付いた名前。別名「クレマチス」とも呼ばれる。大きな家のフェンスやアーチに這わせて、緑の壁を作るのに役立つ。但し、樹液に肌を触れないように要注意だ。
 

写真1 踏切を彩る百日紅。

 

写真2 百日紅とアーバンパーク電車。

 

写真3 大宮行きの8500系車両。

 

写真4 踏切西側の百日紅。

 

写真5 8000系の復刻電車。

 

写真6 鉄道安全柵に絡みつく「仙人草」。

 東京都美術館の開館100周年を記念して、「大英博物館展」日本の美術コレクションの特別展が10月中旬まで開催。美術館の外観などを観た後、入館する。事前に購入したシニアチケット(6割引き)で入場。同日券売窓口は、2箇所にして入場制限をしているようだった。

 ロンドンの大英博物館は、1753年創立して270年以上の歴史がある。当時の江戸は、宝暦年間で九代将軍徳川家重の時代。幕末の動乱、戦後の混乱の中で、海外へ渡った日本の美術品は数多い。大英博物館の日本美術コレクション4万点から、今回200点を選定して東京で展示している。

 昨年放映された大河ドラマ「べらぼう」の影響もあり、江戸絵画の関心が高い。特別展「百花繚乱」では、屏風、掛軸とともに、歌麿・写楽・広重・北斎・春信ら8人の浮世絵および肉筆画が見られた。また海を越えた襖絵が150年ぶりに再会する企画もあった。この一画が唯一写真撮影可能のエリアだった。
 

写真1 特別展入口とチケット窓口。

 

写真2 3つの襖絵が出会う空間(写真撮影可能)。

 

写真3 大英博物館展「海を越えた江戸絵画」のパンフレット。

 

写真4 喜多川歌麿肉筆画と鈴木春信。

 

写真5 東洲斎写楽と喜多川歌麿。

 

写真6 歌川広重と鳥居清長。

 北流山の住宅街を南北に貫く道路がある。約800mに渡ってサルスベリの街路樹が続く。比較的新しい住宅が並び、区画化されている。道路と分離された歩道もあり、児童の通学に安全でもある。その歩道に等間隔に、背の低いサルスベリが並んでいる。

 街路樹の若いサルスベリは、紅色が多く、ついでピンク色、白色は少ない。サルスベリの樹は、まっすぐに幹が伸びず、樹形が整いづらいとされ、街路樹には不向きとされていた。樹齢が若いこともあり、添え木を施している。ツルツルした樹皮も魅力的。

 サルスベリは、咲く花の色によって、印象が変わる。情熱的で力強く、夏の暑さに負けない感じの紅色。華やかと優雅な印象を与えるピンク色。そして白サルスベリは、清楚で上品、潔さを感じさせる。白い花の多くは、散る間際で色褪せてしまうが、白いままに雪のように落ちてゆく。


写真1 道路南側を見る。

 

写真2 道路北側を望む。

 

写真3 色とりどりのサルスベリ。

 

写真4 小公園のシンボルツリーにもなっている。

 

写真5 4色の系統があるサルスベリ。

 

写真6 雨上がりの歩道。

 上野動物園の東側に隣接する東京都美術館(略称:    都美館)。上野公園内であることを考慮して、地上高さを制限しているため、メインロビーを地下1階としている。周辺環境に溶け込むように、落ち着いたレンガ色の外壁が特徴。常設・企画展示会、公募展示会そして教育普及など文化活動を開催する公的施設でもある。

 初代東京府美術館は、大正5年(1926年)に上野に竣功した。今年で開館100周年となる。そのため「大英博物館展」が開催されている。二代目の美術館は、ル・コルビュジェに師事した前川國男が設計して1975年に竣功。2012年には改修増設工事してリニューアルしている。同じく前川氏が手がけた東京文化会館は、現在大改修工事が行われている。

 都美館の建物は、「打込みタイル」と「コンクリート斫」が特徴。トビカンというタイルを外壁に大量に使用。後施工のタイル貼りではなく、レンガ風タイルをコンクリート打設と一体化して、耐久性を画期的に向上させた。またエントランスやロビーの柱などは、コンクリートを斫って、柔らかさと装飾性を創り出している。
 

写真1 東京都美術館の前庭。

 

写真2 隣接する動物園旧正門と美術館出入口。

 

写真3 開館100周年の垂幕と公募展示棟4棟。

 

写真4 地下1階エントランスとコンクリート斫仕上げの梁と柱。

 

写真5 打込みタイル外壁面。セパ穴がアクセントに。

 

写真6 敷地内に点在するアートオブジェの数々。

 秋の気配を感じさせる「うろこ雲」が東の空に広がっていた。最近、北東の風が吹く日が多い。湿った空気ではあるが、朝夕は暑さが和らいでいる。うろこ雲は秋の季語とされ、天候の変化を知る手がかりなる。9月(長月)は、まだ半分日数が残っている。真夏日と熱帯夜は、再びやってくるだろうなあ・・。[撮り溜めた写真から]

 西日本の少雨は、ループ台風で解消されたかな。9月4日の四国・早明浦ダムの貯水池は8.3パーセント。農家さんも晴天を恨んでいた。しかし翌日から一転、台風24号と別の熱帯低気圧とが、日本列島にかかる秋雨前線を刺激して、広範囲に大雨が襲う。土砂崩れ、浸水被害、橋・道路のインフラ被害が多岐に渡った。

 9月上旬からインフルエンザが異例の速さで流行している。過度な室内冷房(乾燥)、寒暖差疲労、外国人の往来などが要因と云われているが・・。ワクチン接種を前倒しする自治体が出てくる。今後、日本の夏は、猛暑+大雨+インフルエンザが常態化して行くと思われる。
 

写真1 東の空に現れたうろこ雲。

 

写真2 秋の気配を感じさせる雲。

 

写真3 瓦屋根と朝雲。

 

写真4 栗の季節にもなった。

 

写真5 晩夏の花。

 

写真6 江戸川左岸の稲穂風景。