清多夢クラブ

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ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 5月初旬、清水公園を花散歩する。サクラからツツジへと花バトンが渡った頃。訪れた日、キリシマツツジの見頃を過ぎ、オオムラサキツツジが主体となっていた。公園内には100品種2万株の色とりどりのツツジが点在している。「つつじまつり」の期間は、4月20日から5月6日。[撮り溜めた写真から]

 フィールドアスレチックの西丘陵に、ツツジ園がある。頭上を覆うほどの高さがあり、自然つつじトンネルが形成される。樹齢100年を超えるつつじが数多くある。昔からの躑躅の名所だ。以前あった木製観望台は、老朽化のため撤去されていた。

 気温が上昇したこの日、水上アスレチックが人気。少し前まで静かな池と森が子どもの声で賑やかになる。アスレチック傍の藤の老木は、日陰を提供する休憩所になっている。
 

写真1 清水公園つつじ園。

 

写真2 つつじトンネル。

 

写真3 色とりどりのツツジ。

 

写真4 階段口の2種類のツツジ。

 

写真5 新緑に映える色鮮やかな躑躅。

 

写真6 水上アスレチックの藤棚。

 

写真7 2024年の桜・つつじまつりポスター。

 韓国で屈指の美しい夜景を誇る釜山。周囲が山で囲まれている港町。山はそう高くないが、展望スポットが複数整備されている。煌びやか夜景に魅了される観光客が多いという。釜山港を出航する際に、クルーズ船から夜景を眺めた。

 釜山港の夜を彩るのは、各施設のライトアップと高層ビルの灯り。とりわけ、斜張橋の釜山港大橋は、7色に刻々変化する。橋桁を吊るケーブルと塔は、羽根を広げた蝶にも見える。釜山港大橋は、韓国最長の斜張橋として2014年開通した。

 釜山の夜景スポットは、釜山タワー(高さ118m)、荒嶺山、金蓮山、そして影島の山頂近くなどがある。「背山望水」が港町の美夜景を創り出している。広安大橋のライトアップも有名ではあるが、今回観ることが出来なかった。[西日本桜クルーズ-19]
 

写真1 釜山港を出航する。

 

写真2 煌びやか港町。

 

写真3 離岸するクルーズ船から夜景を眺める。

 

写真4 釜山港の灯りが遠くなる。

 

写真5 斜め張ったケーブルが美しい。羽根を広げた蝶のよう。

 

写真6 釜山港の夜景。

 

写真7 釜山タワーからの夜景[ポストカード]。

 ひたち海浜公園からの帰り道、途中の「那珂湊おさかな市場」に寄る。ここまで来たからには、新鮮市場を避けることが出来ない。おさかな市場モール内の食堂で、海鮮丼やシラス丼などをランチとした。食後、市場で刺身用のマグロとサケ、そして明太子を買う。100円で発砲箱に氷を詰めて、自宅まで持ち帰る。

 那須岳を源流とする那珂川の河口左岸に、那珂湊漁港がある。その対岸に那珂湊おさかな市場があり、海岸通り沿いに店舗が軒を連ねている。年間100万人ほどが訪れる観光市場。新鮮な海産物が安価な価格で手に入るため、この時期大盛況となる。大型バスから繰り出す中国観光客は、ランチで日本のさかなを食べていた。

 北茨城沖は、黒潮と親潮がぶつかる「潮目」があり良好な漁場とされる。那珂港漁協では、他の港に所属する漁船を廻船誘致している。小さな魚港ではあるが、年間230トンの水揚揚げがある。ちなみに日本国内の水揚量ベストスリー港は、第1位銚子で、釧路と焼津と続く。海水温の上昇で水揚げ量・質は、どうなるか・・。
 

写真1 那珂湊おさかな市場。

 

写真2 那珂川河口の漁港・那珂湊。

 

写真3 おさかな市場通り。

 

写真4 市場内でショピング。

 

写真5 那珂湊おさかな市場。

 

写真6 食堂で海鮮ランチ。

 地下鉄草梁(チョリャン)駅から案内に従って、釜山港国際旅客ターミナルまで歩く。しかし、クルーズ船ジュエル号が停泊しているのは、更に先(東側)600mの第2旅客ターミナル。大きな荷物がなかったので、スカイデッキから親水公園内へと散策しながらクルーズ船に戻る。安全面を考えると釜山駅で下車すべきであった。

 5階建ての大きな国際旅客ターミナルは、2015年8月にオープンしたという。周辺は整備工事が行われていた。このターミナルは、日本と韓国を結ぶフェリーや高速船が発着しているという。済州島行は、南側にある沿岸旅客ターミナルから。不定期で大きなクルーズ船は、第2ターミナル施設を利用することが分かった。

 20時出港なので、シャワーを浴びる。その後13階のビュッフェで、港の風景と食事を楽しむ。釜山港は山または丘陵地に囲まれている。釜山駅の後方に三角形の山がある。長崎港に地形に似ている。湾の懐が深い釜山港が良好といわれる所以だ。[西日本桜クルーズ-18]
 

写真1 釜山港国際旅客ターミナルから港を望む。

 

写真2 影島と親水公園とクルーズ船。

 

写真3 釜山中心街の後方の山と影島の山容。

 

写真4 クルーズ船に戻る。

 

写真5 釜山市内に明りが灯る。

 

写真6 国際旅客ターミナルと関釜フェリー(下関-釜山間)。

 釜山・海雲台からの復路、四面(ソミョン)で途中下車する。街角見聞とロッテ百貨店免税店でお土産を観て廻った。百貨店の裏道(中央通り691番街道)に、桜並木がある。十数本のソメイヨシノ街路樹、樹齢30年程度か。満開を過ぎて、花びらが風で舞い散っていた。

 四面は、地下鉄1号・2号線が交差する駅がある。飲食店が多く、若者に人気で賑やかな街。日本語メニューの外看板を出している店もある。四面市場には、「うまいもの通り」があり、「デジクッパ」や「カルグスク」の激戦地とされる。デジクッパは、豚の肉・骨を主材としたもの。

 釜山市内の地下鉄は、4路線が運行している。日本と同じように、路線別に色分けして、駅番号が付けられている。ハングルを読めてない人でも、ライン色と駅番号を頼りに目的へ移動。小生らは、近くのコンビニで交通ICカード「T-money」購入して、開札口でチャージした。1号線草梁駅(オレンジ・114)で降りて、クルーズターミルへ歩いて戻った。[西日本桜クルーズ-17]
 

写真1 四面の桜が舞い散る。

 

写真2 ロッテ百貨店裏通りの桜並木。

 

写真3 和風飲食店と四面市場。

 

写真4 伽耶大通りのビル風景。

 

写真5 地下鉄口と駅名プレート。

 

写真6 地下鉄草梁駅構内とT-moneyカード。