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清多夢クラブ

ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 暑い夏に、熱い映画を観て涼む。7月17日から公開している映画キングダム「魂の決戦」を。舞台は古代中国の戦国時代。趙の李牧(りぼく)率いる、楚・超・魏・韓・燕の合従軍50万の軍勢が秦に向けて進撃。迎え撃つ秦軍20万は、函谷関での決戦を決意する。今回の上映は、函谷関の戦いの前編にあたる。

 歴史上の「函谷関の戦い」は、紀元前241年とされ、その多くは言い伝えと司馬遷「史記」による。秦の6代王「えん政」は、この亡国の戦いに勝利して、後の221年に中華統一を果たす。その際、新たな称号を王から「皇帝」に改め、始皇帝となる。

 函谷関は、河南省にあった関所で、石積の強固な城壁で、その高さ66mとされる。漫画や映画では、それ以上の高さに見える。ダム堤体のように・・。但し、函谷関は二つあり、新関(武帝時代)の高さかも知れない。近年、聖地巡りとして函谷関が人気。1992年に観光用に東門の門楼が復元。規模が想像したものより小さいので、がっかりするという。
 

写真1 映画キングダムの第5作目「魂の決戦」。

 

写真2 函谷関位置と合従軍進撃図。斉国は不参加。

 

写真3 出演俳優と役柄。

 

写真4 ダム堤体のような函谷関の城壁(高さ66mとの説)。

 

写真5 漫画の函谷関城壁と両軍の布陣図。

 

写真6 復元された東門と絵画[ネットから]。

 青い池からパッチワークの路を通り抜けて旭川に向かう。パッチワークの路は、美瑛町の丘陵地帯にある農場の中を走る道路。広大な畑や農場が広がる。農産物や畑の収穫時期の違いで、緑色、深緑色、黄色、茶色が入り混じったパッチワークに見えることから付いた路名。

 日帰りツアーなので、パッチワークの丘やCM・広告で有名な木などは、バスの中から眺めた。パッチワークの路において、近づいて観ることができる4つの「木」がある。(1)ケンとメリーの木、(2)セブンスターの木、 (3)親子の木、 (4)マイルドセブンの木。北海道ならではの雄大な風景に収まる木は、何とも言い難い魅力がある。  

 10年ぶりにパッチワークの路を走る。その際にはレンタカーで回ったので、有名な木の近くまで行けた。今回風景が一部変わっていた。オーバーツーリズムの問題からシラカバ並木が伐採されていた。地元住民の生活に支障が生じるため、2025年に伐採したという。大手観光会社は、観光バスで押し寄せないように、配慮しているようだ。
 

写真1 車窓・ケンとメリーの木。

 

写真2 美瑛の夏(車窓から)。

 

写真3 牧草ロールと親子の木。

 

写真4 セブンスターの木と麦畑。

 

写真5 ケンとメリーの木とシラカバ並木。

 

写真6 セブンスターの木と美瑛の丘。

 

写真7 パッチワークの路の通過ルート。

 東京建築祭期間で廻れなかった建物を訪ねた。丸の内三丁目にある地上9階・地下4階の「新東京ビル」。丸の内仲通りと東京国際フォーラムの間に建つオヒィスビル。1FとB1は、ショッピング店舗と食堂が入居している。 1960年代に丸の内で誕生した新たなビル群の先鞭をつけたビルヂングだった。[撮り溜めた写真から]

 2025年にリニューアル工事を終えているが、高度成長期の機能と装飾性を保持している。外観の横一列に連なるガラス窓を踏襲している。床・壁のモザイク的なアートタイルおよび幾何学的な円形照明設備が特徴的。ビルの地下に東京駅(京葉線)の出口がある。丸の内駅舎の地下道と繋がっている。

 ビル1階の通路では、矢橋六郎作のモザイク画「彩雲流れ」を見ることができる。壁全体がアート風に仕上げられているので、エレベーターのドア口が見つけづらい。丸の内フォトギャラリーが2階にある。訪れた日、「マレーシア撮影の旅」のパネルが並んでいた。親日国と知られるマレーシアがどんな国なのかを写真で紹介している。
 

写真1 新東京ビル(丸の内三丁目交差点)。

 

写真2 新東京ビルの外観と玄関。

 

写真3 1階通路部・大堂。

 

写真4 モザイク画と円形照明設備。

 

写真5 装飾性の高い階段。

 

写真6 2階丸の内フォトギャラリーの「マレーシア撮影の旅」。

 ファーム富田から東へ約8km(バス移動30分程度)にある美瑛の「青い池」に寄る。今や美瑛町の三大観光スポットのひとつなっている。四季彩の丘と組み合わせたバスツアーが多い。人口9200人の町に、年間130万人以上の観光客が訪れる。青い池淵の遊歩道幅は狭く、人の渋滞が続く・・。

 昭和63年(1988年)の十勝岳噴火に伴い、泥流被害を防ぐために本川と沢筋にコンクリートブロック堰堤を設置した。この堰堤が美瑛川を堰き止めた結果、偶然にも青い池が出現した。立ち枯れカラマツと相まって、幻想的な風景を創り出す。近年、冬にライトアップするイベントもあるという。

 「青い池」がコバルトブルーに見えるのは、空が青く見えると同じ理由でという。十勝岳一帯の地下水には、アルミニウムを多く含み、途中の沢水や滝が美瑛川に流れ込んでいる。微細なアルミナ粒子が光に散乱して青く見える。ベストシーズンは、5月中旬から6月下旬で、風がなく太陽が高い時間帯が最も美しく見えるという。
 

写真1 美瑛の「青い池」。

 

写真2 カラマツとコバルトブルーの水面。

 

写真3 泥流対策の堰堤が造り出した人造池。

 

写真4 美瑛川と青い池を望む。

 

写真5 観光客で賑わう売店と駐車場。

 

写真6 青い池に関する案内看板。

 ファーム富田の南駐車でバスを降りると、初めに目にはいるのは「花人の畑」。この花畑では、春のビオラから始まり、四季咲き花が咲き続け、秋まで楽しむことができる。この色とりどりの花畑は。訪れる客「花人(はなびと)」を出迎える畑だという。緩やかな斜面とカーブを描く花畑の向こうに、ラベンダー畑が広がる。

 ファーム富田の花畑で有名なのは、「彩りの畑」であるが、滞在時間の関係で立ち寄れなかった。訪れた日、花人の畑には、ケイトウ、キンギョソウ、マリーゴールドなど、赤・黄・白・橙・青の花畑帯が美しく植えられていた。ポプラ並木と「花人の舎」の建物が花畑と調和している。

 お土産店の他にもむ2つの建物を見て回る。日本で最大規模とされるドライフラワーアレジメントを展示する「ドライフラワーの舎」。ファーム富田を代表する2つの花畑、「トラディショナルラベンター畑」と「彩りの畑」の特大写真パネルが設置されている「ギャラリーフルール」。この建物の入口では、マスコットの「ラベさん」が出向かえてくれる。雨降りの日、ここで傘なしで記念写真が撮れる。
 

写真1 ファーム富田 花人の畑。

 

写真2 花人の畑とポプラ並木。

 

写真3 キンギョソウと展望デッキ。

 

写真4 ドライフラワーの舎。

 

写真5 ドライフラワーアレンジメント。

 

写真6 ギャラリーフルールの中。