浦賀水道 日の出 | 清多夢クラブ

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 東京湾の出入口にあたる浦賀水道で日の出を見る。クルーズ船は、人工島の第2海堡のすぐ近くを通過した。朝日は、房総半島富津辺りから昇って来た。しばらく13デッキで過ごした後、朝食する。

 太平洋と東京湾をつなぎ、三浦半島と房総半島に挟まれた海域が浦賀水道。東京湾との境は、横須賀市観音崎と富津岬を結ぶライン。世界有数の海上交通路(700隻/日)であるが、海幅が最小6.5kmの狭水道だ。潮の流れが早く、昔から航海の難所といわれた。

 東京湾入口部にある人口島は、明治22年から大正3にかけて築かれた第2海堡。明治時代に入ると、国防上重要な海域となったので、3つの海堡が建設されたが、関東大震災で使用できなくなった。第2海堡は、護岸などを整備して、「東の軍艦島」とも呼ばれる。2019年頃から上陸ツアーも開催されている。[西日本桜クルーズ-42]
 

写真1 房総半島から昇る朝日。

 

写真2 浦賀水道口と薄明の富士。

 

写真3 ブーメラン状の人工島「第2海堡」。

 

写真4 千葉方面の工場地帯と朝日。

 

写真5 横須賀方面の富士山を望む。

 

写真6 クルーズ船のレストラン・パレスで朝食。