一条大橋 上下流の橋 | 清多夢クラブ

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 札幌市内の南一条通りを東へ進むと豊平川に架かる「一条大橋」に到る。昔、橋の西詰まで路面電車が伸びていた。橋の手前で45度方向(南東)に折れて、白石区菊水へ向かう。国道12号と国道36号に挟まれた道道3号線を通す橋。夕張市へとつながっている。

 一条大橋そのものは、平凡な橋に見える。全長176mの4径間連続PC箱桁橋。しかしこの橋からは、下流と上流に架かる特徴的な橋を観ることができる。下流の水色の橋は、ニールセンローゼ形式の「水穂大橋」。菊水の「水」と苗穂の「穂」を合わせた名前。橋の色は、市民のアンケートを踏まえて、ライトグリーンを採用。

 一条大橋の上流には、斜長橋とパイプアーチ橋が重なって見える。斜長橋は、NTT東日本の「でんでん大橋」。各種通信ケーブルが通っているようだ。パイプアーチ橋は、札幌市民に水を供給する豊平川水管橋。三角形とアーチ形状の橋が都市景観を創っている。
 

写真1 札幌中心街を通る一条大橋。

 

写真2 下流歩道部と豊平川下流の水穂大橋。

 

写真3 札幌市中央区から一条大橋を見る。

 

写真4 一条大橋から上流橋群を望む。

 

写真5 通信施設専用の「でんでん大橋」。

 

写真6 三連アーチの水管橋。