駿府城 資料館 | 清多夢クラブ

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 駿府城二ノ丸跡に復元された櫓と門は、内部が公開され資料館になっている。家康が豊臣秀吉の命により、関東へ移封する前に居城としていた駿府城。東御門は、二ノ丸の東に位置する主要な出入口。防御に優れた「桝形虎口」式の実践的な門。現在の建物は、平成8年(1996年)に復元される。

 桝形東門と渡り廊下で繋がっている櫓がある。二の丸の南東角に設けられた二重三階の隅櫓。十二支でいう巽の方角に位置するので、巽(たつみ)櫓と呼ばれる。櫓建築でも例が少ないL字型の平面になっている。竹千代手習いの間なども展示している。幕末の安政地震により全壊する。現在建物は、平成元年(1989年)に復元された。

 城の中心から見て南西の方向にある「坤櫓(ひつじさるやぐら)」。櫓は矢倉とも書かれ、武器類の保管や物見の役割をもつ。駿府城内の建物は、幾度となく火災や地震などで建て替えられている。現在の建物は、平成20年に石垣工事、平成26年に伝統的な木造工法によって復元された。[西日本桜クルーズ-38]
 

写真1 二ノ丸の巽櫓と東御門。

 

写真2 桝形虎口式の東御門(1996年に復元)。

 

写真3 東御門を内側から見る。

 

写真4 城下の模型と竹千代の手習いの部屋。

 

写真5 二ノ丸坤櫓(2014年i復元)と家康の甲冑を展示。

 

写真6 公園内の石碑など。