当初ぼやけていた朝富士が、陽が昇り始めるとそのシルエットが見え始めた。よく見ると山頂に大きな笠雲が懸かっていた。富士山が笠を被ると、天候が悪化する前ぶれだとされる。昨晩の天気予報では、西から崩れて関東地方は、曇り所により雨だった。前線の影響で富士山周辺に、湿った空気が流れ込み上昇気流となったようだ。
江戸川土手から観るとも垂直に厚みのある笠雲で、帽子のように見える。ロシア帽子のウシャンカ、またはメーテル帽子を連想させる雲形だ・・。自宅に戻って、インターネットで山中湖観光協会のライブカメラをみると、レンズ状の笠雲が懸かっていた。
当地・流山市は、18日午後からやはり曇の天気となる。風は西風から南東の風になり、気温が14度まで上昇。湿度も適当にあり、過ごしやすい一日となる。
写真1 朝富士の笠雲とレンズ雲。
写真2 淡い紅色富士と大きな帽子雲。
写真3 ウシャンカ帽とメーテル帽子を連想させる。
写真4 六重蓋笠または「かき氷雲」・・。
写真5 山中湖ライブカメラ、18日7時45分。
写真6 変化に富んだ富士山の笠雲だった。