仁寺洞 そぞろ歩き | 清多夢クラブ

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ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 夕食前にソウル市内の仁寺洞(インサドン)小通りの石畳みをそぞろ歩く。仁寺洞は、王朝時代に両班(リョウハン)と呼ばれる貴族や官僚が住んでいた街。陶磁器や絵画、および骨董品から伝統アレンジ小物の洒落た店舗が軒を連ねる。裏路地に入ると昔ながらの韓屋が並び、食事処や伝統スイーツを提供するカフェがある。

 ガイドさんの案内で、行き止まりの裏路地に進む。耕仁美術館の向いに、行列のできるマンドゥの店「クン(宮)」がある。半月型マンドゥ(饅頭)を作る様子が見学できる。この名物店で、大きな半月型餃子6個入りスープとチヂミを食した。スプーンですくい上げて醤油ダレを浸けていただいた。6個は多かった・・。

 饅頭(まんとう)の起源は、中国三国時代にさかのぼるという。蜀漢の諸葛孔明にまつわる伝説があるそうだ。南蛮を征服して帰還する際に、ひどい波風に遭った。この災難を乗り越えるために、人の頭の代わりに49個の饅頭を水神に捧げたという話・・。
 

写真1 石畳舗装の仁寺洞小通り。

 

写真2 仁寺洞6街の陶磁器やお土産店。

 

写真3 ガイドさんの案内で裏路地の飲食店へ。

 

写真4 行列ができる(マンドゥ宮)。

 

写真5 6個入りの餃子スープとチヂミの夕飯。

 

写真6 ビルグルマン評価の有名店。