「其井有光」を承けて、名が「井氷鹿」(韋比訶)とされる。その箇所において,
「光」(比訶理)の語幹と目される「比訶」が、借訓表記で、「氷鹿」に作られる。
この用字は、とても印象的である。どうして「氷鹿」に作るのかが、問われよう。
* * *
ひとまず、その点はさておき、「井氷鹿」(韋比訶)において、「井」(韋)は、
当然、【Y】(手、20)=「kara」(手)=「kՅ-r‘」(春日)を提示。また、此処で、
「氷鹿」(比訶)は、「光」(比訶理)に対応するから、【PQOA】(雷、372)、で、
「ḫt」(杖)=【MQOLA】(羊飼いの杖、372)=「mՅ‘-kՅ-r‘」(真春日)、また、
「špssw」(wealth)=「ḫt」(財産)=「tՅ-kՅ-r‘」(熱春日)を提示。この場合に、
「氷鹿」(比訶)=【PQOA】(雷、372)=「fḳՅ」(reward)。そういうことになろう。
#つまり、「太古よりの言い伝え」とされる「スパスシフィカ」の「フィカ」として、
#記は、【NHRA DWHNA】(肥河、448)のほかに、「氷鹿」(比訶)を掲載。
#そういう話である。此処に於いて、「光」(比訶理)=【XΣWKA】(闇、448)。
#【KMHW十A】(闇、595)=【ALHA DL十】(戸神、595)=「タタラ」、だから,
#「光」(比訶理)は、「tՅ-tՅ-R‘」(熱々の天照大御神)=「沫雪」に他ならない。
#即ち…【十LGA BGBWG十A】(沫雪、1069)=【MLKA 十NYNA RBA】
#(巨大な龍王、1069)こそが、古事記が表記を工夫する「氷鹿」(比訶)、なのだ。
#「泡が立ち昇る」ことは、「スパスシフィカ」の「浮上」。これこそが、「沫雪」だろう。