ひとつコメントしておこう。【SYBA】(白髪、95)=「西」(尓斯)=【YWRQA】(nisi、529)は、
「隼人」(ハヤト)=【XY十】(life、529)に重なり、「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)を含意。
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ところが…古事記の系譜において、「白髪」と「若帯比売」は、「韓比売」を母とする同母兄弟だ。
既稿で述べた通り、「韓」(訶良)は、「kՅ-r‘」(春日)、即ち、「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)。
さらにまた、【SYBA】(白髪、95)=「隼人」(ハヤト)=「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)だから、
「若帯比売」についても、「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)を含意する。このように言えるだろう。
#その場合…仁賢記に見える「大長谷若建天皇之御子、春日大郎女」は、
#結局のところ、「大長谷天皇」と「韓比売」の間の子である「若帯比売」だ。
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【十RṢA OLYMA】(若帯、1094)=【十L十MAA】(三百、1094)=「白髪」(清寧天皇)。即ち、
「若帯比売」は、【SYBA】(白髪、95)=「西」(尓斯)=【YWRQA】(nisi、529)を含意するので、
間違い無く、「隼人」(ハヤト)=「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)を含意する。翻って言うなら、
【十RṢA OLYMA】(若帯、1094)の訓みは正しい。「帯」(多羅斯)は、「tarāṣu」(to be in order)
で、「mû」(cosmic order)=【MHWA】(being、65)=【XMH】(日神、65)=「烏」(訶良須)を含意。
結局は、「tarāṣu」(to be in order)に関しても、元々は、「tՅ-r‘-šw」(hot sun)。そう見て大過ない。
そのさいに、「多良王」の「多良」は、一つには、エジプト語の「tՅ-r‘」(hot sun)を表す。そう言える。
「如沫雪蹶散」と描かれる「天照大御神」の一つの別名が、「鱈」(多良)=「tՅ-r‘」(hot sun)である。