いま、手元に取り出せる本が限られていて、確認することができない。しかしながら、
宮坂宥勝氏の本に、「摩登迦」(マータンガ)の意味は、「手」、と載っていた記憶あり。
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一説に拠れば…いわゆる「マタギ」の語源は、この「摩登迦」(手)である。
その【Y】(手、20)は、「Hasta」(手)=「烏」(カラス)=「隼人」(spy)だから、
実のところ、「マタギ」(手)は、「間人」(ハシヒト)を含意する。そう言えよう。
ところが、その【Y】(手、20)は、【ΣMΣA】(日神、852)を含意する。実際、
「烏」(カラス)は、「kՅ-r‘-šw」(春日)であり、「r‘」(日神)の象徴獣の一つ。
つまり、「間人」(spy)は、「r‘-šw」(日神)を含意。それの連濁形が、「ラズ」。
#いわゆる「聖徳太子」それ自体が、「間人」(spy)とは書いてない。
#しかし…「豊聡耳」の母は、「間人穴太部王」である。「豊聡耳」が、
#仮に、「間人」(spy)=「Hasta」(手)=【Y】(手、20)の者だとしたら、
#「聖徳太子」は、【ΣMΣA】(日神、852)=【Y】(手、20)なのであり,
#「ラズ」(日神)を表す「マタギ」(手)…つまりは、「ラズマタギ」である。
即ち、「間人」(spy)の言い換えが、「ラズマタギ」(日手)=「日の手」=「日の目」。
その「間人」(spy)の子が、「豊聡耳」(いわゆる聖徳太子)、という話になっている。
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ここまで来れば、「ラズマタギ」(天照大御神)の意味が、「会計係」(treasurer)なのは、
「宝」(treasure)の倭語の「多訶良」が、本来は、「多」(?)+「訶良」(春日)、だからだ。
【ΣMΣA】(天照大御神、852)は、【十MRA】(棗椰子、852)、【DQLA】(棗椰子、247)、
である。【AYLNA D・XYA】(命の木、160)=【OYN】(目、160)=「烏」(カラス)なのだ。
また、「Hasta」(手)=【Y】(手、20)=【Y】(力、20)=「dšrw」(血)=「dšrw」(wrath)だから、
「宝」(多訶良)の「多」は、少なくとも、「t」[𓂧](手)の場合も存在する「d」[𓂧](手)である。
さらにまた、「tՅ」(地)=【ADM十A】(地、559)=【ADM】(血、57)=「力」(血から)も表す。
「dšrw」(wrath)の意味が入る以上、やはり、「tՅ」(hot)または「tՅw」(heat)も表すのである。
当該の「tՅ」(hot)は、「kՅ」(春)の性質を形容詞で補うものだから、結局は、「tՅ-kՅ」(春)で、
「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)の言い換えの一つが、「tՅ-kՅ-r‘」(春日)という話になる。
さらに言えば、「多訶良」の「多」は、「garāšu」(to copulate)に鑑み、「dՅ」(to copulate)も提示。
「ラズマタギ」(天照大御神)&「多訶良」(treasure)の関係は、概ね以上の通りだと考えられる。