>「月」(都紀・都久)は、「tuku」(to acquire, get)、漢語の「得」に同じ。
>又、【SHRA】(月、378)=「sahar」(dust)=「sahar」(frost)に注意。
>【YRXA GLYDA】(霜月、402)=【ΘPRA】(爪、402)=「シリウス」。
>「觜月」(霜月)を規定する【觜】の主宰神が「月神」である点にも注意。
>やはり、【SHRA】(月、378)は、【ΘPRA】(爪、402)に掛かるわけだ。(※この一行は追加した)
(※前項“「闇に紛れて走る者共」が何であるかを明確にする”より)
上記引用は、つまりは、「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「Sirius」も、(※【ΘPRA】(爪、402)である)
【SHRA】(月、378)=「sahar」(dust)=「sahar」(frost)を含意する、
ということである。然るに、【OPRA】(dust、472)と同源の言葉である、
「伊波礼」=【OPRA】(hoods、472)の別名が、「狭野」(佐怒)なのだ。
その「狭野」(佐怒)は、「šānû」(runner)=「ṣarru」(火星のflashing)だ。(※「šanû」(他)=「火星」だ)
要するに…「kur」(山)=「māl」(mount)=「māl」(wealth)=「Sirius」、
言い換えれば、「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「Sirius」は、まさに、
【SHRA】(月、378)=「sahar」(dust)=【OPRA】(dust、472)であり、(※「伊波礼」(帽子)と同源)
「kur2」(敵)=「šānû」(runner)=「ṣarru」(火星のflashing)を含意する。(※これが「狭野」(佐怒)だ)
「銀の月の粉」は、「šānû」(走る者)=「ṣarru」(火星のflashing)に付随。(※オカルト身体論の実体)
#いずれにしても…「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「シリウス」、を規定する「tuku」(得)は、
#【SHRA】(月、378)=「sahar」(塵)=【OPRA】(塵、472)=【OPRA】(帽子、472)を含意。
#「月」(都久)=【KSPA】(銀、192)=「māl」(money)=「māl」(wealth)=「Sirius」なのだから、
#これは、至極当然の話である。「伊波礼毘古」の「伊波礼」(帽子)も、「シリウス」を含意する。